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2004年6月 5日 (土)

この○○がすごい

異常感想注意報さん、トラックバックしていただきましてありがとう。とってもごきげんですわー。自作RSSリーダーとは……すごいなぁ。RSSリーダなんて便利なものがあったんですね。教えてgoogleさん!してみて、ようやく謎が解けましたわ。情報系サイトは利用してるんだろうなー。……あ、ちなみに「レイラさんにあやまれ!BOX」は企画者のプロデューサー氏が例にあげたものです(^^;) 業界人は2ちゃんねらーというのは定説になりつつありますなー(ぉ

さて、今回はライトノベル特集です。この企画に触発されました。実のところ、QUICK JAPANをゲットしてからのつもりだったんですけど、最近本屋の空いてる時間が暇じゃないもので……それに、これにも触発されちゃったんですよね

今回の特集では、ライトノベル初心者に向けた紹介をしてみます。「とりあえず、このあたりを読んでみない?」といったところです。したがって、比較的有名で読みやすい小説を紹介することにします。

○『アルスラーン戦記』田中芳樹/角川文庫
うちのライトノベル生活はこの小説と竹河聖『風の大陸』富士見ファンタジア文庫から始まりました。高校の図書館で読みました。ライトノベルデビューとしては遅い方だと思います。中東を舞台にした戦記ものファンタジーです。日本の戦記ものが好きだったのでハマりました。……ちなみに同じ作者の『銀河英雄伝説』は2巻までしか読めてません。宇宙戦艦よりも弓とか馬の方が好きみたいです(^^;) ちなみに田中芳樹先生は遅筆で有名です。「アルスラーン」もまだ完結してません。ご注意ください。

○『ロードス島戦記』水野良/角川文庫
実は中学の頃、詳しいことを知らずに『ソードワールドRPG』のルールブックに手を出しており、高校でグループSNE関連のライトノベルを借りまくったんですけど、いちばん有名なのがこの「ロードス」でしょう。なんたって、日本人のエルフ像「エルフの耳は長い」を決定付けた小説ですから。映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見て、元ネタが『指輪物語』だと知りました。現在、リライト版『新ロードス島戦記』が刊行されており、圧倒的に文章は上手くなっているようですが、どちらを読むかは好みでしょうね。『ロードス島伝説』(『ロードス島戦記』の続編)とかもあるので、よく調べたうえで買ってください。

○『スレイヤーズ』神坂一/富士見ファンタジア文庫
第1回ファンタジア長編小説大賞準入選者、神坂一のデビューシリーズです。アニメ化もされて人気を博しましたのでご存知の方も多いでしょう。このシリーズにネタをつぎ込みすぎたせいなのか、これ以降のシリーズは大味なネタが多くて残念に思ってます。高校生当時は、ライトノベルファンよりもむしろファンタジア長編小説大賞受賞者の小説ファンでした。冴木忍(『カイルロッド』ほか)、小林めぐみ(『ねこのめ』ほか)、麻生俊平(『ザンヤルマ』ほか)などを読んでました。アニメファンの間で有名なところでは、秋田禎信『魔術士オーフェンはぐれ旅』と榊一郎『スクラップド・プリンセス』でしょう。そんなアニメファンにオススメは、滝川羊『風の白猿神』です。あの伝説の火浦<ガルディーン>功が大絶賛した作品ですから。でも、2冊目が十年近く経っても出ないんですよね……

○『星虫』岩本隆雄/ソノラマ文庫
十年経ったら新刊が出ることがあります。それがこのシリーズです。一度絶版したのですが、新刊と同時に復活しました。絶版時代は、ライトノベルファンの間で幻の本として、頻繁に紹介されていました。皆に愛された良作だったわけです。自分はソノラマ文庫をあまり読んでいないので、復活後に読みました。ライトノベルファンとしてもヌルいんですよね。ソノラマでは菊地秀行『吸血鬼ハンターD』が有名ですが、これまた読んでません。最近では小川一水さんが人気みたいですね。それにしても「星虫、アニメ化!」という話を以前聞いたのですが……ひょっとして、野尻抱介『ロケット・ガール』富士見ファンタジア文庫と同様にお蔵入りですか? 宇宙ものはどんどんやってほしいんだけどねぇ。

○『タイム・リープ』高畑京一郎/電撃文庫
電撃大賞第1回大賞受賞作家の2作目の小説です。『時をかける少女』にハマった世代には懐かしく、それ以降の世代には新鮮な小説です。自分はこれを読んで、エスパー魔美は良かったなーと思うようになりました。主題歌も萌えソングですし、規制の緩やかな時代特有の素敵な描写も多かったですし……。受賞作の『クリス・クロス』も面白いですが、この小説で電撃文庫の存在を知った人も多いのではないかと思います。実は自分もそうなんです。ジグソーパズルのような感覚を得られる小説は初めてで新鮮で、富士見ファンタジア文庫とは違うライトノベルが読めることが分かって、電撃文庫を読み始めました。

○『ブギーポップ』上遠野浩平/電撃文庫
電撃文庫の存在を決定的にしたライトノベルです。SMAPの「世界にひとつだけの花」みたいな小説とも言えますし、小説で綴る「ジョジョの奇妙な冒険」とも言えます。「It's Automatic」と聞いてこの小説を思い浮かべられるあたり、完全にハマっていたんだなーと思います。アニメ化もしたのですが、ちょっとイメージと違ったんですよね。エロゲーの「終末の過ごし方」の終末感覚と色使いがうちのイメージでした。「終末の過ごし方」の流れは、「最終兵器彼女」→「イリヤの空、UFOの夏」と受け継がれているように思います。

○『猫の地球儀』秋山瑞人/電撃文庫
『E.G.コンバット』で完全に落とされた秋山瑞人さんの小説です。おそらく、『猫の地球儀』が一番癖がないのではないかと思います。『イリヤの空、UFOの夏』も癖がないけど、<人でないもの>の描写が秀逸な秋山さんらしいのは『猫の地球儀』かなーと思うので。そういう意味では『鉄コミュニケーション』から読むのも悪くないと思います。1巻で挫折しない自信があるならば『E.G.コンバット』をどうぞ(^^;) SFは読めるけど詳しくないので、サイバーパンクの何たるかは分からないのですが、わざとノイズを入れて感情を叩き込む独特の文体は慣れると癖になりますよ。

○『十二国記』小野不由美/講談社X文庫ホワイトハート
講談社文庫からも出ている有名な小説ですね。ツッコミどころはあるけれど、面白さは変わらない。NHKのアニメも面白いですし、刊行ペースさえ上がれば言うことがにないです。天帝=作者という噂がありますが、真実はどうなのでしょうね。十二国すべての王はまだ登場していないと思うので、全員が揃うところを見たいです。特に泰麒と泰王の再会が読みたいなー。日本のファンタジーを読みたいならば、まずこれから読んでみてください。西洋のファンタジーに負けないくらい世界が広いですよ。

○『デルフィニア戦記』茅田砂胡/C☆NOVELSファンタジア
『スレイヤーズ』とは違う──ボケとツッコミではない笑い、問答無用な理不尽さによる笑いがこの小説にはあります。ここまで笑える小説はそう多くはないと思いますよ。TSとか女装ネタとか大好きなので、萌えて笑って大変です。NIFTYのライトノベルランキングでは常に1位だった記憶があります。十二国記の次に勧めるならばこの小説ですね。文庫にもなり、ライトノベルファン以外も読めるようになりましたし、ぜひ読んでみてください。

○『マリア様がみてる』今野緒雪/コバルト文庫
現在大人気の百合小説です。keyの涼元悠一さん(日本ファンタジー大賞受賞者)が猛PUSHしてたときに気になってたんですが……その前に、Weekly Anime Magazineで紹介されているとは思わなかった(^^;) 出来れば煽ってほしかった。これだけ面白いんだ、熱心に訴えれば自分も読者もきっと読んだと思うんだけどなー。そうやって担当者を非難しても仕方ない。罪滅ぼしに盛大にすすめます。百合とはいえエロではありません。舞台は高校ですけど、女子中学生が先輩に抱くような淡い恋心です。百合による萌えを忠実に表現した感じです。ロザリオによる儀式も、スール制度も、「ごきげんよう」という挨拶も、すべて萌えに直結する制約であり舞台装置です。コバルトといえば氷室冴子『銀の海 金の大地』、桑原水菜『炎の蜃気楼』、若木未生『ハイスクール・オーラバスター』あたりが有名ですが、ほとんど読んでません(^^;) ただし、樹川さとみ『楽園の魔女たち』は読んでます。4人の魔女のお話です。やっぱりソフト百合好きなのかもしれません。

以上、ほとんどストーリーの解説はしていませんが、興味をもたれたのはありますでしょうか。興味をもったら本屋に直行! 注文してもすぐには届かないので地道に探した方がいいです。新しい本はアニメショップや大きな本屋にありますけど、古いのは古本屋の方が見つかるかもしれません。とにかく1度読んでみて、次の本につなげてみてください。ライトノベルだってアニメと同様に玉石混淆。本当に自分に合う本は自分で見つけるしかない!

では、また!

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