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2006年9月21日 (木)

日本の近代と戦争

現代日本は、近代史をおろそかにしているよなあと思います。
その証拠に、尊敬する人物として維新の志士は多くあげられますが、近代の人物があがることはほとんどありません。

最近、近代を思想ではなくロジックで分析しようという動きがあるように思います。

ある女性の著書を富野由悠季(ガンダムの監督)が絶賛しているのをガンダムエース(だったと思う)で目にしました。その後、福田和也(評論家)までもその女性の著書を週刊新潮(だったと思う)で絶賛していたのです。

その女性は加藤陽子さんと言います。

富野由悠季が紹介していたのは『戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで』でした。

この本で近代史全般を学習できます。なぜ、この内容を中学校で学習できないのかと、非常に疑問に思いました。「戦争=悪」と規定しているから、戦争を直視して分析できないのかもしれません。

福田和也が紹介していたのは『戦争の論理―日露戦争から太平洋戦争まで』でした。

この本は、特に日露戦争以降の軍人・政治家の動向を詳細に知ることができます。

また、『ローマ人の物語』を読んだ後に、これらの本を読む方が視野を広げて日本を見れるように思います。

そして、2005年の文藝春秋11月号で、「文藝春秋」読者賞を受賞する対談が行われました。

それを引き継ぐ形で、『あの戦争になぜ負けたのか』という対談集が生まれています。

さらに、今年の文藝春秋9月号でもプチ特集が組まれています。(こちらは昭和天皇の「靖国メモ」の分析が掲載されているので、陰謀論者は読んでおいた方がよいでしょう)

これらの本は、戦争は悪いものだではなく、どうやったら勝てたのかでもなく、負けるべくして負けた戦争をなぜ日本は起こしてしまったのかを語っています。

昔から太平洋戦争ではなく大東亜戦争だよなあと思ってましたが、最近は終戦記念日ではなく敗戦記念日だよなあと考えたりします。潔く負けを認めないと、今ここにある危機に対応できないのではないでしょうか?(今起きているのは、ゲリラとテロと経済戦争ですけどね)

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