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2006年11月17日 (金)

考える野球漫画

現在連載中の野球漫画で面白い!と思えるものが2作品あります。

おおきく振りかぶって』は、すごくまっすぐな高校野球漫画です。軟投派ですこぶるコントロールが良いけれど、すごくへたれな投手がエースという珍しい設定で、女性漫画家独特の心理描写が魅力的な(そのせいで腐女子にも人気なのですが)青春漫画です。主人公が投手の三橋なのか、捕手の阿部なのか、監督のモモカンなのかはっきりとはしませんが、自分は高校野球そのものではないかと思います。

ラストイニング』は、すごくひねくれた高校野球漫画です。「99勝1敗のチームと8勝92敗のチームではどちらが甲子園に行けると思いますか!?」──この台詞が、この漫画のすべてを表現しています。野村監督の野球が好きな人とかは共感できるかもしれません。元捕手で監督の鳩ヶ谷(ポッポ)の詐欺師な話術が魅力的です。

まったく方向性の異なるこの2作品ですが、共通しているところがあります。捕手のリードと監督の作戦に焦点を当てている点です。これまでの漫画は投手や4番バッターに焦点を当てることが多く、魔球、剛速球、ホームランが軸になっていました。しかし、この2作品は捕手と打者の勝負や監督同士の勝負を楽しめます。配給を読み、作戦を読み、その対策を打っていく。考える漫画っていうのが面白いです。ともにアニメ化して、野球界を盛り上げていってほしい野球漫画です。

それにしても、考えるサッカー漫画って何かないものかなぁ? サッカーのルールは分かるものの、「なぜプレスが必要なのか?」「どうやってパスコースをなくしているのか」「3バックと4バックは何が違うのか」といったプレーの理由や理屈が分からないんですよね。小学生でもプレーの理由や理屈が分かるような「考えるサッカー漫画」が生まれると、日本代表もワールドカップでもっと活躍できるのではないかと思ってます。サッカーは考えながら走るスポーツなのですから、子供の頃から考えてプレーしていないと「急にボールがきたので」ってことになりかねませんよね。

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