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2006年11月19日 (日)

腐女子と萌えの関係性

今年はじめの「腐女子の言葉が流行する」という予想は的中した模様。最近、オタク文化の流行とホークスのドラフトの予測ではかなり的中率が高いです。

自分がそろそろ買うべきかなと思った少女漫画はほぼヒットするので、『ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』がヒットするだろうことは予想できてました。ダ・ヴィンチの特集「次に“来る”少女マンガはこれだ!」に触発されて今後の少女漫画を予想してみるに、来年は『ハツカレ』と『ホタルノヒカリ』じゃないかな?と思ってます。


では、本題。

腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち』をパラパラと読んでみました。強烈なアンチ負け犬ですね。酒井順子と彼女の著作『負け犬の遠吠え』のアンチテーゼとしての腐女子観が展開されています。ちょっと綺麗な部分だけを書きすぎかなと思いますけど、腐女子にパラダイム・シフトが発生していることを指摘していて、その点については目から鱗ですね。中村うさぎや斎藤環の腐女子観も依然として存在するのは事実ですから、パラダイム・シフトの前後での変容を比較しても良かったように思います。

この本には明確な記述はないのですが、オタクであること、腐女子であることを理由なく肯定するか否か──それが、パラダイム・シフトなのだと思います。バブル崩壊前と崩壊後、ライフスタイルを選択できた世代と選択できない世代で分けられるみたいです。シフト前はブランド重視だけど、シフト後は個人の価値観重視みたいですね。自分もバブル崩壊後の世代だからでしょうか、ブランドに踊らされるのは嫌いですし、好きなものは好きでいいと思ってます。

そして、この本でもっとも印象に残ったのは、「男女の物語は感情移入を強制される。それが心地悪い」という腐女子の言葉ですね。自分はかなり感情移入する方なので、腐女子がBLをどのように読んでいるのかについて誤解していたように思います。物語を楽しむには現実の情報はノイズなんですよね。ようやく腑に落ちました(腐に落ちました?)。百合を読むときは、自分も現実と切り離してるから、これと同じ感覚ですね。

また、この記事でも書いたように、腐女子の萌えはシチュエーション萌えだと思っています。ストーリー萌えとか関係性萌えとか言うみたいですが、まだ確定していないみたいです。上記の記事ではプログラマーぐらいしか理解できないので簡単に言うと、複数のキャラがいた場合に、「キャラ萌え」は好きな順に並べるのに対して、「シチュ萌え」はキャラ間に矢印を引くのです。(ドラマ特集とか相関図が必須でしょ?)

自分もシチュ萌え(男×男は両方ショタならOK)なので、キャラ萌えが理解できていません。ピン芸人よりお笑いコンビが好きという感覚に近い? そして、正直SMよりも攻め受けの方が理解しやすいんだけどどうよ? 攻め⇔受けと積極的⇔消極的を組み合わせることで腐女子の妄想する関係性はほとんどイメージできると思ってるんだけどなぁ。現実を切り離して妄想力を高めないと、腐女子は理解できないんだろうなーと思いました。(「脳を鍛える腐女子の妄想力トレーニング」とか思いついちゃったよ……)

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コメント

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面白い。でも、やっぱり801のエロはきついわ。友情フィルターがかかってるほうがいいです。

投稿: せつな朱遊 | 2006年11月19日 (日) 23時09分

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