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2008年9月 9日 (火)

アニオタがジブリオタクにアニメを紹介する10本

 Google Chromeを使っちゃってます。重いのか軽いのか分かりません(IEよりは軽いと思います)。インターフェースが変わっているので、使っていて面白いです。

○アニオタがジブリ好きにアニメを紹介する10本

 一度やってみたかった企画。
 ジブリアニメは面白いし深いアニメが多いですが、ジブリ以外にもアニメはあるだろ!と思ってしまうんですよね。他のアニメも見ようや。
 ただし、問題は自分の見たことがあるアニメがそこまで多くないところ・・・自分が好きなアニメしかすすめにくいので非常に選択が難しい。

劇場版機動戦士ガンダム

 ジブリと言えば(当時はジブリじゃないけど)ナウシカ。しかし、ナウシカに対抗できるようなアニメがない(笑)。あんな世界をよくつくったもんだよ。

 近未来アニメで自然との共生というナウシカと対極にあるのは、新兵器が戦局を変えるガンダムだろう。ということで、ガンダムを推薦してみます。
 ガンダムオタクにとっては異論があるでしょうが、テレビよりも見やすかった劇場版の3部作はいかがでしょう? テレビアニメが元となった劇場アニメなのに非常によくまとまっているなあと感心してしまいます。

 古い映像になってしまっていますが、内容はまったく色あせていません。むしろ、地域紛争の多発している現代だからこそ、しっかりとアニメで戦争を描いている本作は評価されるべきだと思います。

 監督は富野喜幸(現・富野由悠季)さんです。

ふしぎの海のナディア

 ナウシカの次はラピュタです。ラピュタと言えば、「ラピュタみたいなもの」として制作を依頼されたらしい「ナディア」を外せないと思います。

 ラピュタは飛行機械ですが、ナディアは「ノーチラス号」という潜水艦に搭乗します。タイムボカンシリーズの三悪のようなグランディス一味を活躍させたことなど、「ラピュタではない」という主張がビシビシ感じられます。

 終盤に島編と呼ばれて賛否両論のあるギャグ回があります。内容も作画も本編とは異なるので、合わない方はスルーしちゃった方がいいかもしれません。

 最終5話ぐらいは怒涛の展開で、特に最終話のエンディングは綺麗ですよ。

 総監督は庵野秀明さん、監督は樋口真嗣さんです。

カウボーイ・ビバップ

 閑話休題。ジブリ好きならば「カリオストロの城」は見ていることでしょう。
 ルパン系統で名作と言えば「カウボーイ・ビバップ」。映画よりテレビの方が面白いはずです。

 ルパンではないという意見もあるし、意識はしているだろうけど別物だろうなあと思うので、話のきっかけ程度にとどめておいてください。

 賞金稼ぎが活躍して、宇宙を宇宙船や戦闘機が翔るという派手さはあるものの、オープニングに歌がなく、音楽にジャズを使い、格闘を中心に戦闘を描いていき、説明セリフが少ないけどSF設定が裏側にあるという──下手なアニメではかったるいだけになりそうですが、絶妙なバランスでかっこよくなっています。

 監督は渡辺信一郎さんです。

電脳コイル

 「トトロ」が好きな人は「電脳コイル」を見ればいいじゃない。

 主人公のヤサコと京子の姉妹は、サツキとメイの姉妹に似ている気がするし、モジョという電脳生物はまっくろくろすけに似ている気がします。気のせいかもしれませんが。
 でも、最初は敵だったサッチーという電脳生物が、最後の方では大トトロみたいな感覚になってしまうはずです。サッチーかわいいよ(笑)。

 もちろん、電脳コイルの電脳空間とトトロの世界はまったく違っていて、電脳コイルの方がホラー要素とバトル要素が強いです。トトロ世界の生き物が妖怪みたいな感じなのに対して、電脳生物はペットとお化けに分かれます。

 SF設定を詰め込んでいるせいで、説明セリフが満載ですが、そこはギミックとしてスルーした方が見やすいと思います。SF好きだと詰め込みたくなるんだろうし、SF好きだとそういうところに反応しちゃうんですよね。

 監督は磯光雄さんです。

カードキャプターさくら

 魔女の宅急便に近いアニメは何だろう?と考えて、カードキャプターさくらになりました(笑)。NHKばっかりですね。

 オタク目線でも面白いですが、おそらく純粋に楽しめるアニメだと思います。CLAMP作品の中で一番好きですね。

 魔女の宅急便よりも現実に近い分だけ、お子様にとって感情移入はしやすいんじゃないかなあと思いますし、母親にとってはさくらちゃんみたいな天真爛漫なかわいい女の子に育ってほしいなあという感想を抱くんじゃないかなあと思います。(だから、「さくら」という命名が増えたんじゃないかな?)

 監督は浅香守生さんです。

時をかける少女

 「耳をすませば」が好きなら「時をかける少女」も見た方がいいと思います。フジテレビで2回放送されているので、それを見た方もいるのかな?

 「耳をすませば」と同様に青春映画になってます。実写映画化もされた原作がありますが、続編と言っていいぐらいかなり改変していますので、むしろ原作が好きな人に見てもらいたいかもしれません。

 主人公がひたすら暴走する楽しいアニメですが、このアニメで好きなのはレイアウトですね。青空などの背景で夏を感じたり、タイムリープの描写で時間の変化を感じたり、場の空気を感じられるのが好きです。
 ジブリ映画も自然を感じられるのがすごいんだよなあ。アニメはレイアウトがかなり重要だと思います。(もうひとつ重要なのはタイミングかな?)

 監督は細田守さんです。

新世紀エヴァンゲリオン

 「もののけ姫」と同時代性とか「生きろ」というテーマとかを考えると、「エヴァ」になっちゃいました。申し訳ございません。パチンコがヒットしていますし、きっと見てますよね。

 おそらく、「エヴァンゲリオン」のテーマも最終的には「生きろ」です。むしろ、「生きるしかない」かもしれません。
 そこにたどり着くまでの碇シンジの葛藤を、熱血ロボットアニメで表現しているアニメです。主人公だけが悩んだり冷めてたりしますが、基本は熱血ロボットアニメなので比較的見やすいと思います。

 「エヴァ」といえば「謎」ですが、あまりそれにとらわれなくてもいいのではないかなあと思います。憑き物がつくとなかなか落ちないので、軽く触れるぐらいにした方が賢明です。

 監督は庵野秀明さんです。

蟲師

 「千と千尋の神隠し」の流れをもっているアニメというと、「蟲師」と「かみちゅ」しか知らないんだよなあ。(そう言えば「夏目友人帳」が放送中かなあ)両方ともあまり見ていないので、あえてすすめるとすると、境界線の物語の要素が強い「蟲師」ではないかと。

 「蟲師」はちゃんと見ないといけないなあと思っているアニメですね(フジテレビの深夜アニメをあまり見れてないらしい)。原作ファンからの評価も高いですし、映像もジブリ並で描写も丁寧です。……今年中には見ることにしよう。

 監督は長濱博史さんです。

鋼の錬金術師

 「ポニョ」の要素が強いのが「ハガレン」かなあと思います。特に映画かな?

 「ポニョ」は宮崎監督の願望が強い(多分)ですが、「ハガレン」はもっと客観的に生と死を見ていると思います。「人体錬成」という禁忌、そして「等価交換」や「賢者の石」といった設定によって、エドとアルの兄弟の葛藤を具体的に分かりやすく見せてくれます。

 「どちらが正しい」ということはないでしょうが、死生観とかについて考えるには良い題材になるのではないかなあ?と思います。

 監督は水島精二さんです。

灰羽連盟

 「ぽにょ」のあとの話で「灰羽連盟」にたどり着いてもいいように思います。自分が「灰羽」を死後の話としてとらえているからかもしれません。輪廻転生の話じゃないのかなあ?

 輪廻転生は信じてませんが、物語の設定としては大いにあってもいいと思います。その方が面白い。

 設定も独特ですし、作画は決して良いとは言えませんが、心に引っかかりを残すアニメです。
 村上春樹さんの小説が元ネタとしてあるらしいですが、自分は読んでないので言及できません。村上さんのファンは見てみれば分かるのかもね。

 監督はところともかずさんです。


 結局、ジブリと言いつつ宮崎監督中心でした。「火垂るの墓」に対応するアニメとか難しすぎます。「となりの山田くん」から「あたしんち」とかに結び付けられるけど、「山田くん」好きのジブリファンが多いと思えないんよね。
 単に好きなアニメを並べただけかもしれないけど、すべて問題なく名作だから大丈夫なはず(笑)。アニメを見たいけどどれを見たらいいのか分からないという方の参考になれば幸いです。

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コメント

火垂るの墓に対応するアニメなら、マイナーなOVA三部作ですが、松本零士原作の「ザ・コクピット」とか、更にマイナーなWOWOW放映のアニメ「今、そこにいる僕」辺りはどうでしょう。今僕なんかは火垂るの墓より更に救いが無いアニメですし、方向性は合っていると思うんですが。

投稿: みなみうり | 2008年9月 9日 (火) 12時31分

ふしぎの海のナディアの企画原案は宮崎駿

投稿: K | 2008年9月 9日 (火) 13時36分

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