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2008年12月29日 (月)

いろいろ総括2008(1)

 ヤマカンの演出は「定点観測」なんだね。

 カメラを動かすか、キャラを動かすかというのは、主観をどこに置くのかにつながっているのかなあと思いました。(両方動かすとむちゃくちゃ見にくいので却下)
 カメラを動かす(キャラやメカを止める)と、カメラが主観になり画面が客観になるっぽいんよね。マクロスの戦闘シーンとか視聴者がパイロットになったような映像が使われていますよね。
 キャラを動かす(カメラを止める)と、おそらく画面が主観になるんだろうなあと、かんなぎ最終話を見て思った次第。泣いているナギの表情を丁寧に描くことで、視聴者がナギに共感するんじゃないかなあ。
 ヤマカンはカメラを動かすのを嫌っているけど、どこに主観を置くのかの方法論の違いでしょうね。定点観測だから、主人公の仁の感情が分かりにくくなってる気はします。
 仁の感情を見せるために12話と13話の最初で仁をメインに置いたんでしょう。でも、仁のキャラが弱いせいで画面がもたない(視聴者が飽きる)。そこで女の子キャラを登場させているような気がします。しかし、そのせいで仁の感情が分かりにくくなるんだよね。
 結局、仁のキャラが弱いんだけど、そんな状況で山本寛監督をはじめスタッフの皆さんは頑張ったと思います。最終話はかなり面白かったですね。第2期があったらいいよね。

 さて、コミケが始まりました。
 キタエリのサークルに11時ごろに行ってみたら、あっさり売り切れているでやんの。声優ファンがすごいと言うよりも転バイヤーさんがすごいんでしょうけどね。つーか、まじうぜー。本人から買うのがいいんだから、転売しても売れるわけないじゃん。

 そういえば、水橋さんのブログが久々に更新されたらしいです。雪が降ったりするの?

○今年の本

 今年読んだ小説以外の本で良かったのをあげておこうかなあと。しかし、本を読んでないなあ。

◇『光の場、電子の海―量子場理論への道

 今年最高の評価です。量子論がようやくわかった気になれました。学生時代に読みたかった・・・
 数式がないから読みやすい。過去の物理学者のむちゃくちゃいい加減な理論とか驚愕でした。それでよかったのかあ・・・そのくらいお気楽の方が学者向きなのかもね・・・
 高校物理未経験者には難しいと思いますが、高校物理を履修していてSFが好きならば読めると思います。ガンダム00の量子的な動きに突っ込みを入れたくなること必至です(笑)。
 しかし・・・これでもまだ完全に理解してないんだよなあ・・・量子論ってやっぱり難しすぎるんだけどー。

◇『やまと教―日本人の民族宗教

 この本もかなり目から鱗が多かったです。仏教の受容に関して腑に落ちました。
 鬼太郎やもののけ姫、かみちゅや夏目友人帳、かんなぎに至るまで、おそらく日本人は漠然とそういう宗教があるのを分かっているんですよね。でも、教祖もいないし経典もない。だから、宗教に見えないんでしょう。
 神道は国家神道と混同されて戦争に結びつくからということで忌避されているので、一層見えないものとなってますね。このまま見えないままでいいのか?という疑問はありますが、民族宗教なので時代とともに大きく変わるんじゃないかなあと思います。大河ドラマですら「気が置ける」と「気が置けない」が入れ替わっちゃう日本語と一緒ですね。

 今年は新潮選書を知ったのが大きかったようです。新潮選書には他にも面白い本がありそうなので探してみる予定です。最近は新書も増えたし、より手軽に知識を確認できるようになったらいいですね。

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