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2010年12月28日 (火)

感想:捕食者なき世界

 ちょっとした忘年会で行った焼き鳥のお店(@上大岡)のレベルが高くてびっくり。日本酒だけでなくジンジャーエール(ウィルキンソンだし)までもが高レベルでウッーウッーウマウマ(゜∀゜)でした。エビとイカがないのが不満ぐらい(笑)。非常においしい焼き鳥をありがとうございました。非常においしゅうございました。

◯感想:捕食者なき世界

 アマゾンではタイトルなどの訳が不満な人がいるみたい。直訳じゃないみたいだからなあ。でも、内容はすごいです。

 かつて、日本には狼がいました。世界中に絶滅危惧種が数多くいます。種が減り、生物が多様ではなくなってきています。そういう生物多様性に関する論文を読みやすくまとめた本です。

 捕食者(プレデター)に焦点を当てています。プレデターという映画があるぐらいですし、欧米圏にとって捕食者は化け物なのでしょう。日本でも、「もののけ姫」で描かれたような化け物と戦っていた時代があったはずです。

 食物連鎖のピラミッドはよく知られていますが、自然保護の観点で言えば、20世紀の途中までは、ピラミッドの下の方──被食者重視だったようです。つまり、頂点捕食者(狼、ライオン、熊、ピューマなどの大型肉食動物)を退治して草食動物を保護してきたわけです。

 想像力が豊かな人は予想ができるでしょう。中間捕食者(鹿、山羊などの草食動物)が爆発的に増えて生態系を壊していた……という話が、この本には研究者の視点で生き生きと描写されています。
 奇妙なことに、自然保護の名のもとに「草食動物が食べないまずい植物しか生き残れない悲惨な自然」を保護していたわけです。その悲惨な自然に頂点捕食者を戻したところ、少しずつ自然が復活したようです。
 頂点捕食者によって食物連鎖のバランスが成立しているのではないか?──これが、現在の生物多様性の考え方のようです。その事例がこの本にはいくつも登場します。

 しかし、人々は頂点捕食者に恐怖を抱いていて、狼などを自然公園に復活させることにひどい抵抗があるらしいのです。これは、理性ではなく野生の感情なのでしょう。
 人類はかつて被食者で、その後に最強捕食者になったようです。猿人の頃は猿同様に鷲などに捕食されていたけれど、人類は更新世にアメリカ大陸の大型哺乳類を滅ぼした──人類はいつの間にか地球上で最強になっているみたいです。それでも、頂点捕食者の復活をひどく恐れる……

 もちろん、陸だけでなく海の生き物についても描かれています。(むしろ、海から始まります)そこで問題となっているのは捕鯨とシャチです。商業捕鯨によって鯨が激減しますが、それによって食物連鎖が壊れました。そして、シャチ(鯨の一種)こそが海の頂点捕食者だったということのようです。
 シャチは鯨を食べれなくなって何をやったのか──それは、この本をお読みください。単純な捕鯨反対運動とは一線を画す説得力です。何事も度を越すのは良くないと感じました。商業捕鯨で鯨を獲り過ぎたことは確実です。その反省を活かして、的確な海洋資源の保護を行う必要があるのでしょう。

 「怖い」「かわいそう」などの感情では自然を保護できません。例えば、鹿は植物の成長を阻害し、昆虫や鳥の生活を脅かしています。つまり、生物多様性を守るためには、すべての生物が重要なようです。
 最強捕食者たる人類は、どうやって自然を保護すべきなのか、考えるきっかけとなる一冊でした。

◯感想:トロン:レガシー

 3D映画ですが驚きはなかったです。典型的なディズニー映画で、ギークの映画で、「日本ファン」が制作した映画です。前作のトロンを見てないせいなのかもしれませんが、そういう感想になってしまいます。

 この時代に東証に上場して何になる?(笑) それに、アニメのオマージュが多くて・・・「バイクの光」(AKIRA)、「競技場での戦闘」(ドラゴンボール、幽遊白書、デッドマン・ワンダーランド?)、「飛行機のドッグファイト」(マクロスプラス?)など、ちょっとやり過ぎな気がするんですよね。それならば納豆ミサイルも再現してほしかったなあ。

 前作トロン(1982年)のあとにOSのTRON(1984年)なんですかね? 個人的にトロンというとOSなんだよなあ。最近は、ネットワーク対応のせいでアンドロイドに乗っ取られた感じがしますが・・・

 つまらなくはないけど物足りない映画だと思います。演出など表層じゃなく深いところで日本のアニメをオマージュしてほしかったなあ。

遂にヴィクトリカ役のキャストが発表に!!

 ぎゃあ。碧ちゃんがヴィクトリカなのぉ。変わるとは思ってたけど予想外なうれしさ。千和もいいけど碧ちゃんもいい! でも、老婆みたいな声って大丈夫なの?

TVA「そふてにっ」「Aチャンネル」キャスト発表!

 「そふてにっ」は、かな恵ちゃんにキタエリかあ。「Aチャンネル」は福原さんが復活? 碧ちゃんは男の子役なのかな?(嬉しい)

feng『星空へ架かる橋』がTVアニメ化決定! 2011年4月より放送スタート

 中村繪里子さんは初主役じゃね? エロゲ原作ってこういう流れがいいですよね。声優を変えてほしくないんですよね。そして、エロゲ原作アニメでもっとヒット作があってもいいと思う。

2011年1月からNHKで「かみちゅ!」放送開始

 NHKでかみちゅですよ! 良作ですよねー。NHKが取り上げるのもよくわかる。ロリ好きはこんなアニメを好むもんなんだよ(笑)。ロリ好きはロリコンじゃない気がする。キティちゃん好きとかピカチュウ好きとかミッキー好きとかそういう類なんですよ。多くの人は誤解してるだろ?

[涼宮ハルヒ]4年ぶり最新刊「驚愕」5月に一挙2巻 世界同時発売も

 ハルヒが動き始めました。うちも読書再開するかなあ? これまでは基本的にアニメ前後に読んでます。

都条例改正はどう影響? 20作品がスタート - 2011年冬期アニメ新番組リスト

 twitterへのリンクがあるので紹介。次のプリキュアは小清水亜美さんと折笠富美子さんらしいですね。

「東芝の協力義務に法的拘束力なし」、東京地裁が補償金を巡る裁判の判決

 これはすごく画期的な判決。文化庁が動いて法律が変わるのか、補償金がなくなっていくのかに注目したいです。

東京都青少年の健全な育成に関する条例及び規則について(平成22年12月22日公布)

 概要と新旧対照表がわかりやすいのかな?

 特徴的なのは、「漫画、アニメーションその他の画像(実写は除く)」と、不健全図書の項目に「近親者間における性交または性交類似行為」がないことでしょうか?
 仮に裁判になった場合、この2点は争われるだろうなと思います。「なぜ実写を外したのか?」「近親相姦は不健全図書にできないのではないか?」。付帯決議で慎重な運用が求められていますし、条文にない近親相姦の不健全図書指定は難しいのではないかと考えております。

 実質、青年漫画やレディースコミック、BLなどで「性暴力(レイプ)禁止」ということではないかと。合意の上だったら問題ないはずです。それが面白いのかどうか分かりませんが、合意の上での性暴力という漫画も作れるでしょうし、性暴力描写を文章で上手くごまかした漫画も作れそうです。(漫画による性暴力描写は同人誌でという方法もあるかな? しかし、病んでる表現方法だわ)

 個人的には、こんな条例よりもレーティング強化のほうがいいんだけどなあ。都のお偉いさんは分かってくれないんだよね。
 児童ポルノに関して、保護者に責任を求めたところだけは評価。小中学生の写真とか、あれはどう見ても虐待だろ?って思うしね。

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