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2011年6月 4日 (土)

感想:クラウド時代と<クール革命>

 何とか「まどか☆マギカ」の収納ボックスをメロンブックスで購入できてほっとしております。次は『星を追う子ども』を劇場で見ないとなあ。
 夏は各企業が様々な節電対策を講じておりますが、どんな状況なんでしょうね? 私も土日の休みがずれることになりまして、どういう感じで休みを取るのが良いんだろうとポワポワ考えています。案外、土日出社が多くなって土日の昼間の電力需要がやばくなったりしないのかなあ?とか危惧しております。

 iPad2のホワイトを注文したのですが、オプションでWiFiをつけるのを忘れていて慌ててキャンセルし、再度注文しました。Apple Storeで購入される方はご注意ください。(家電量販店ではこのオプションがないことがあるらしいです)

クラウド時代と<クール革命>

 クール革命について様々な角度から書かれており、その全体像は見えにくい新書となっています。しかし、その分だけ気づくことが多かったように思えます。

 まず、「オプト・イン方式」と「オプト・アウト方式」についてです。
 これらは個人情報や著作権などへの対応のことで、「オプト・イン方式」は事前に承認が必要ですが、「オプト・アウト方式」では事後に対応します。世界の大半は「オプト・アウト方式」なのに、日本社会は「オプト・イン方式」であると本書で指摘されています。
 個人的に「消費者庁」の対応に疑問を抱いているのですが、それが「オプト・イン方式」を強制するものだからなんだろうと腑に落ちた次第です。こんにゃくゼリーにしろ、ユッケにしろ、なぜ規制を強化(事前に抑止)しようとするのか? 「オプト・アウト方式」で、事後に当事者が争うようにしてはいけないのか?──非常に疑問です。
 消費者庁には注意喚起の責務はありますが、規制緩和の時代において規制強化のための省庁であってはなりません。むしろ不要な規制を取り除くための省庁であるべきではないでしょうか? 規制強化を行うと、悪いガラパゴス化をさらに進めてしまうのではないかと危惧しております。

 次に、「フラット化」についてです。
 本書にははっきり書かれていませんでしたが、これまでの日本では海外のシステムを日本語化するだけで売り物になっていました。しかし、DOS/VとWindowsによってその壁がなくなり、さらにUnicodeが使用されてるようになって、日本語化が不要になりました。今は海外のシステムで日本語を読み書きできるのです。日本語という関税のような障壁が取り除かれた世界と考えていいと思います。その分の内需が失われたわけです。
 また、文字も画像も音楽も映像もすべてデジタルデータとして取り扱えるようになりました。これが本書でいう「フラット化」だろうと思います。以前はマルチメディアと呼ばれていたものですね。画像→音楽→映像ときて、次は電子書籍みたいですね。映像はデータが大きいので、いずれクラウドによるストリーミング型の映像配信サービスが隆盛になると思います。
 だから、月額定額制のアニメ配信サービスをやってほしいのに、バンダイビジュアルとかやろうともしないんだよね。サーバなどのシステムは他社のを使用すればいいじゃない? CSやケーブルテレビは配信サービスが異なり、番組表に左右されずに自由にタイムスシフトできるんですよ。客寄せはニコニコ動画のように新番組を配信すればいいんじゃないかな? iPhoneのように一度入ると抜けられなくなるシステムはつくれるんじゃないかな?
 閑話休題。twitterは日本語が使えたから日本で流行しました。動画配信サービスでは映像と音楽(音声)が等価となっています。データ量の違いはあっても、デジタルデータに集約されていきます。Youtubeとニコニコ動画で分かるように、(本書では「一億総クリエイター」と書かれていますが)「全人類クリエーター」の時代に突入しております。本書にあるように「ネットの民主主義」「グローバリゼーション」ですよね。その視点を常に持つことは重要だと思いました。

 さらに、「ハイブリッド型」のビジネスモデルについてです。
 ソニーはアップルになぜ敗れたのか? 常々疑問でした。本書にはコンテンツを集めるソフトウェアの視点と書かれていますが、私はこれを見てコンテンツではないと確信しました。コンテンツ=ソフトウェアではないのです。
 ソニーは、音楽・映画・ゲームなど、コンテンツを取り扱っている企業です。それがアップルに負けたのです。従って、コンテンツに強くてもアップルのようなビジネスモデルは構築できないと言い切って良いと思います。
 コンテンツはデータであり、デジタルにおける「モノ」です。HDDやメモリなどのハードウェアと同じようにモノです。モノに依存したから、ソニーはアップルのビジネスモデルを作れなかったのだろうと想像します。
 コンテンツを重視するのではなく、コンテンツを扱うソフトウェアやプラットフォームやシステムを重視する必要があるのではないでしょうか? ここでも「ことづくり」がやはり重要に思えます。

 最後に、「キンドル」についてです。
 キンドルとiPodを同じように見ていたのが印象的でした。すなわち、「iTunes Store」では音楽配信サービスのプラットフォームであり、「キンドルストア」は電子書籍配信サービスのプラットフォームなのです。
 本書では、この後に映画やゲームの配信サービスが生まれ、やがて統合されるだろうと予想しております。すでにソニーは映画やゲームの配信サービスを行っております。しかし、音楽や電子書籍では後塵を拝しました。従って、音楽やゲームも他社に負ける可能性はありますし、ソニーが現在の体たらくですとその可能性は高いと予想されます。

 本書にはクラウドや東雲プロジェクトについて書かれていますが、いくつか面白い情報はあったもの(「果ての国」「ワトソンの予言」など)の、視点としては平凡に思えました。東雲プロジェクトについては、私はNTTのNGNと統合するのもありかなと思っております。NGNをひとつの企業で抱えるのは疑問なので、できたら別会社にした方がよいように思います。
 孫正義さんの光の道構想に迎合するわけではないですが、情報インフラの上下分離はあってよいと考えております。ただし、孫さんの構想はソフトバンクが漁夫の利を得ようとしているので、ソフトバンクは排除する(もしくは比率を下げる)方向でならば可能だろうと思います。

○かえせ!太陽を

 海に放射性物質が排出されたことを記念して、この歌を聴くのもいいかなあとか。

【月刊アニメスタイル】第2号は8月発売!『ふしぎの海のナディア』の特濃大特集だ!!

 1号がなかなかいいので、2号も期待です! ナディア特集とは古いところを持ってくるなあ。40歳代がメインの読者なんかな?

アニメ「STEINS;GATE」の評価が急上昇!! 一体何が起こっている!?

 職場でもシュタゲが面白いって言われました。ちまちま見ているけど、まだ6話かな? 9話が面白いのね。ちぃ、おぼえた(CV田中理恵)。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』配信版最終回! 桐乃可愛いよおおおおおおお!本当にいいアニメをありがとう!

 まだ見てないので、何も言えねえ。原作もようやく7巻を読み終わったので周回遅れっぽいなあ。とりま14日までらしいので、見たい方はお忘れなく!

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