« 夏アニメ ’12 | トップページ | 耳かき店に行ってみた »

2012年7月 5日 (木)

重力とは何か

 SF大会で発表かと思ったら、最終回に監督の文字で劇場化が発表されていました(笑)。良い感じで劇場に続きましたね。監督が脚本を書いているせいなのか、非常にまとまりが良いアニメだったと思います。
 ちなみにオリジナルみたいですよ。まあ、あの展開で原作を劇場化というのはないか。まだパチンコにはなっていないんだっけ? もうすぐなるんでしょうけど。

新粒子発見、「ヒッグス」か=質量の起源、加速器実験で-日本含む国際2グループ
ヒッグス氏「おめでとう」 会場拍手やまず

 ついにヒッグス粒子が発見されました! ヒッグスさん嬉しいだろうなあ。これからさらに重力の理論が発展するんかな? 確定したら安心してその先を研究できるのが大きいはずです。

 シュタインズ・ゲートでお馴染みのCERNでの発見ですが、これは陰謀じゃないと思います。
 ヒッグス粒子は物体を動かしにくくする粒子とされています。摩擦がなくても宇宙空間でも、質量が大きいと動かしにくいのです。

 質量は約125GeVらしいですが、1eVは約1.78×10−36kg(eVはエネルギーの単位ですが、E=mc2なので質量の単位として使用される)なので、ヒッグス粒子は2.19×10−25kg(電子の約25万倍、陽子の約130倍)なのかなあ? GeVという単位は大きいですが、素粒子ですから質量は小さいですね。
 疑問なのは重力が光速で伝わるならば、ヒッグス粒子も光速で移動するはずで、質量があっていいのかなあということですね。ヒッグス粒子はヒッグス粒子の影響を受けないとか?
 あ……ヒッグス粒子と重力子は別物らしい。重大な勘違い。ということはヒッグス粒子は光速で運動していないですよね。むしろ速度や密度が一定なのか気になりますね。


重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る

 上記発表の前に何とか重力の新書を読み終われたのでご紹介。と言っても、結局よくわからないんですよ(笑)。

 特殊相対論(特殊相対性理論)は何となくイメージできるのです。
 でも、光速に近づくと時間が遅れるというのがまだ分かっていない。仮に光速に近いロケットがあって、それが地球から見て時間が遅れるならば、ロケットから見たら地球が光速に近い速度で動いているので地球のほうが遅れているように思えます。どっちが遅れるの?ってなっちゃうような。
 だから、恐らく地球の自転も公転も太陽系の運動も銀河系の運動も関係なく、絶対的な速度が光速に近いと時間が遅れるんじゃないかなあとか思ったりするわけです。どうなんだろう?

 そして、一般相対論(一般相対性理論)は、本書でようやく分かって来ました。
 遠心力って一般相対論で説明できるのね。そして、遠心力と重力は区別されない(加速度と重力も区別されない)らしい(等価原理)。空間が歪むのは分かっていたのですが、欠損角(平面なのに360度より小さくなる)や余剰角(平面なのに360度より大きくなる)は理解していませんでした。平面が球面のようになる理論なのかあ。
 他にも時間と空間の曲がりの波が重力波とか、重力が強いほど時間がゆっくり進むとか、一般相対論は全く理解してなかったですわ。

 ブラックホールも理解してなかったなあ。シュワルツシルト半径で区切られる境界線=事象の地平線を越えると戻ってこれない……というのはある程度知っていたけど、用語がいちいちかっこいいですよね(笑)。
 宇宙が膨張宇宙だというのは知っていましたが、膨張が加速しているのは分かっていませんでした。この膨張速度に対して相対論は関係するんかなあ? 膨張速度が光速を超えると書かれているんよね。ということは、関係しないみたいなんですよね(相対論は宇宙内の移動速度の制約らしい)。暗黒エネルギーが膨張の加速の原因というのも分かったし、結構見通しは良くなりました。

 プランク長が分解能の限界というのはなるほどなあと思いました。それより小さいものは観測できないから無意味なんですね。ゴールがあって良かったです。理論物理って延々とより小さいものを追い続けている印象だったんで(笑)。
 そして、プランク長が量子論(量子力学)と一般相対論が同じくらいの影響を及ぼす領域というのも納得できます。ブラックホール内では負のエネルギーを持つことができるというのもイメージ可能です。しかし、超弦理論(超ひも理論)によると、開いた弦がブラックホールに張り付くと、エントロピーが体積ではなく表面積に比例するようになり、重力が消えてしまうというのがさっぱりイメージできませんでした(笑)。
 まだ、超弦理論では空間が九次元という方が理解できますわ。余剰次元は気づいてないだけですよね。

 この超弦理論のもととなった弦理論(超弦理論の超は超対称性からなのね)をノーベル賞受賞者・南部陽一郎さんが提唱したというのは、ノーベル賞に影響があったのかもなあという感じがします。
 そして、今回のヒッグス粒子の発見によって、ヒッグス粒子を予言したヒッグスさん、超弦理論と重力子をつなげた米谷民明さん、超弦理論を重力理論として使用したジョン・シュワルツさんとジョエル・シェルクさんなど、ノーベル賞をもらえるのかなあ? 生きていたらもらえそうですが、多少気になります。


神道とは何か - 神と仏の日本史

 かなり目から鱗な新書でした。この新書によって日本史の授業で学習した、廃仏毀釈や神仏習合、本地垂迹説などを理解できたような気がします。
 また、神道ではなく、神祇信仰と書かれているのが印象的でした。本来は、「天神」「地祇」「人鬼」らしいです。天地人と分かれていたわけですが、現在の神はすべてがくっついているような印象を受けますね。ちなみに、マツリも祀る対象によって祠(天神)、祭(地祇)、享(人鬼)らしいです。

 廃仏毀釈は文化大革命並にひどい所業だと思いました。キメラのように完全に神仏習合で混ざっている神道と仏教を、強引に分けようとして仏像を破棄したとか文化破壊としか言いようがないです。「神様、仏様」というフレーズは日本の宗教観に完全に合致しているんですよね。日本の仏教は本来の仏教とは異なり、神道の影響で日本独自の仏教になっているわけです。
 さらに、陰陽道や修験道が日本独自の宗教だとわかりました。陰陽道は陰陽寮の宗教化らしいです。修験道は役小角や山伏ですね。密教と結びついた山岳信仰のようです。

 特に本地垂迹説の意味がわかったのが大きいですね。日本の神は実体がないらしいです。でも外来の仏教によって、仏の姿を借りれるようになった(笑)。この仏を本地仏と言うらしいです。そして、本体が仏で、その垂迹が神というのが本地垂迹説らしいです。(その反対が反本地垂迹説でいいのかな?)
 八幡という神社が多く、この八幡神は応神天皇と同体とみなされますが、八幡大菩薩と言うように菩薩様が本地仏らしいです。より細かく言えば阿弥陀か釈迦らしい。天照大御神は観音様とか盧遮那仏(=大日如来)が本地仏なんだって。
 そして時代が下ると本地仏(仏じゃないけど)が日本独自というものが現れるらしい(笑)。修験道の蔵王権現や祇園・八坂神社の牛頭天王(ごずてんのう)などがそれなんだって。
 さらには、人が神になっていくわけですね。天神様とか東照宮とか。それが明治以降の靖国神社に繋がることになります。

 神仏習合にも無理があって、殺生を禁じている仏教に対して、動物を捧げる動物供儀のある神社も多かったわけです。それを無理矢理な言い訳で共存していたようです。(仏教の影響で動物供儀の回数が減らされたようですが)

 他にも、神道が儒教と習合していたり、節操がない宗教だなあという印象です。明確な形がないから、他の宗教を借りないと実体化できないみたい。習合の部分を完全に取り除いたら何が残るのか興味があります。案外何も残らないのかもね。(廃仏毀釈が失敗したのはそのせいでしょうし)

○ネトウヨ(=嫌韓厨)の誤解

 意味が広がりすぎていますので、ネトウヨは韓国が嫌いな人と定義します。嫌韓厨と言われて喜んだので、ネトウヨという言葉が生まれたようなので。韓国が好きなネトウヨなどいない。

 ネトウヨにも連呼リアン(嫌ネトウヨ)にも、いくつか誤解があることが最近わかってきたので、列挙してみようと思います。

1.右翼は親韓である
 戦後、共産主義を軸に右翼と左翼が分かれたので、右翼は親韓国、左翼は親北朝鮮です。
2.ネトウヨは右翼ではない
 嫌韓であって反共産主義ではないので、ネトウヨは右翼ではありません。韓国のマスコミが嫌韓な人を右翼と叩くので、ネトウヨ本人もその周りも右翼と誤解しているように思います。
3.ネトウヨは左翼な人が多い
 どういう理由かはわかりませんが、ネトウヨは左翼的な考え方(金持ちが嫌い)を持った人が多いように思います。左翼同様にデモも好きですし。究極的には、ネトウヨは左翼ではないかと疑っています。
4.ネトウヨと自民党は無関係
 自民党がネトウヨを利用した面があると思いますが、本質的には無関係でしょう。逆に、自民党支持者をネトウヨと叩くのは民主党の戦略と予想しています。
5.自民党は親韓
 自民党は親韓です。民主党も親韓です。経済的・文化的に日韓交流が進む前より、北朝鮮問題があるので政治的には交流が深かったはずです。きっと親韓でない政治家は少ないでしょう。
6.韓国は小さな問題
 日本の周囲にはアメリカ・中国・ロシアと大国があるのに韓国にかまっていられません。韓国との関係で政党を選ぶのは愚かしいと思います。
7.愛国は嫌韓の免罪符
 愛国だから嫌韓かもしれませんが、多くのネトウヨは愛国を嫌韓の言い訳に使用しているように思います。愛国でなくても嫌韓じゃない?(韓国が嫌がるから賛成など)
8.ネトウヨは嫌韓厨
 ネトウヨから自民党信者や愛国などの枝葉の要素を取り除くと、その本質は「韓国が嫌い」ということに辿り着きます。従って、ネトウヨ=嫌韓厨と考えて良いと思います。

 以上です。案外誤解して使用していませんか? 言葉は生き物なので、また違う言葉が生まれるかもしれません。ちなみに、麻生太郎の著書ではネット右翼を批判しているんですよね(笑)。

|

« 夏アニメ ’12 | トップページ | 耳かき店に行ってみた »

「アニメ・コミック」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>>疑問なのは重力が光速で伝わるならば、ヒッグス粒子も光速で移動する
これは、ヒッグス場から質量を獲得し、力は重力子で伝えるので、ヒッグス粒子が重力を伝えるわけではないです。光速で力を伝えるのはあの有名な一般相対性理論から予測されたゲージ粒子、重力子です。
メディアでは「海とか抵抗」と言ってますがあくまで一般人にわかりやすく言ってるだけです。正確には「場」です。「~場」の中で~粒子が生成、消滅を繰り返します。その時、発生した粒子の影響を受けるのです。

投稿: 通りすがり | 2012年7月 5日 (木) 10時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏アニメ ’12 | トップページ | 耳かき店に行ってみた »