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2015年5月13日 (水)

感想:中国文明の歴史

 『放課後のプレアデス』の4話と5話がすごい好き!
 youtube版から追ってたとか、中の人的に見る動機があるとか、ガイナだとか、色々あるけどかなり良いと思います! ラピュタ、トップ、エヴァあたりのパロディはわかったけど、たぶん他にもちょいちょい小ネタを挟んでるんだよなあ。水饅頭の人形が販売されますように。

★ニコニコ動画にて今週末16日(土)に第1~5話の振り返り配信とキャストトークの生配信が決定らしいですよ!
第1~5話振り返り上映会
キャストトークパート

 『ダンまち』はアニメを見て、7巻を読んで、ようやくこれは極道な話なんだと気づきました。そう見るとコメディですね。ラブコメとは別な意味で。

 『天鏡のアルデラミン』の最新刊をようやく読み終わって、えーっ?!という心境です。この作者はここまで計画的に行うのですね。恐ろしいです。血も涙もない。今後の展開も少し読めて、ちょっとげんなりです。面白いけど読むのがきついですよ。


●感想:中国文明の歴史

 中国が面白いです。
 Kindleで読んでいるのですが、本書は良い新書です。中国の歴史を一望できて、何となく知れる。
 それぞれの王朝がどこの民族出身なのか、どういう経緯で王朝が起こり、そして滅んだのか、ほとんど知らなかったので面白いです。
 歴史的に北と西の民族、北狄と西戎が強いですね。古代中国では西戎が強く、近現代は北狄が強い。特に元以降の北狄の強さは異常ですね。

 本来の漢民族の国は中原だけなんですね。三国志を読んで(と言っても漫画とゲームですが)中原ってどういう意味だろうと漠然と思っていたものが解消しました。日本で言えば京都(畿内)で、中原を征服するのは上洛みたいなものなのでしょう。
 中原の東が東夷、西が西戎、南が南蛮、北が北狄と異民族に囲まれていますが、異民族に征服されつつも領土を広げている感じです。

 満州は女真族だと思っていたのですが、実は「女直族」かもしれないようです。文献では女直の方が多いみたい。本書では女直が採用されています。
 ダライ・ラマの重要性もわかりました。宗教だけでなく政治的にも軍事的にも歴史的には重要なようです。
 黄河流域、長江流域、遼河流域と文明があるんですね。また、なぜ現在北京が首都なのか、歴史を追っていくと見えてきました。
 東夷・長江下流域から夏が発生していると本書では述べていますが、東側から王朝が発生することはこれ以降ないので面白いなと思います。(最近、長江文明すげーと思っていますし)

 中国が近代化したのも謎だったのですが、そのきっかけは日清戦争だというのはその通りのように思います。ただし、中国が日本を模倣しているというのは少し疑問です。
 たしかに、中国共産党は自民党の政治システムを真似しています。これは間違いないでしょう。
 中国も韓国同様に日本を追っているのでしょうか? 個人的には韓国と中国の真似の仕方が異なっているように感じています。韓国は日本化を嫌がりながら日本と同じ轍を踏もうとしており、中国は日本化を積極的に進めながら日本と同じ轍は踏まないようにしているように見えます。
 そのひとつが中華思想です。日本化しながら中華思想を見せようとしているように思います。これは日本にはないリーダーシップになりえるのではないでしょうか?

 中国を理解するには良書なので、お暇でしたらご一読を。中国を見ると近代化も理解できるかもね。


東芝、不適切会計で過年度訂正の可能性 外部の調査委を設置へ

 予想以上に大きな感じです。それは逮捕されてもおかしくない。追徴課税覚悟で、信用をなくすこと覚悟で、膿を出そうとしているように感じます。東芝も焦りがあったのかな? 今後の動向に注目したいです。

シャープ、資本金1億円への減資を検討 累損一掃へ=関係者

 シャープが中小企業だと?! こうなると株主の保有株式も減資ですよね。デノミみたいなもんですよね。一体どうなるのでしょう? 今後の動向に注目したいです。
 東芝とシャープ、どちらを底値で買うべきか、それとも買わざるべきか(笑)。

“陸と海のシルクロード”中国の「一帯一路」構想とは?

 「一帯一路」を見た時、私は「自由と繁栄の弧」を思い出しました。「自由と繁栄の弧」は自民党政権が民主党へ政権交代する前に打ち出した外交方針で、中国包囲網ではないと言っていますが、中国包囲網的な色合いが強い同盟・協力方針です。
 「一帯一路」はこれに楔を打つと同時に、逆に中国の味方に取り込んでしまおうという外交方針に思えます。

 AIIBに焦点が当たりますが、これはTPPへの対抗の色合いが強いと思います。
 自由貿易に関してはFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)が将来的に構想されており、アメリカ主導か中国主導かで駆け引きが行われてきました。そこで鍵を握るのが日本で、日本を取り込んだ方が勝つ構図だったわけです。
 自由貿易圏としてはTPPと日中韓FTAがありました。このうち、アメリカが乗っ取り主導するTPPが先行して締結されようとしております。日中韓FTAも将来的には結ばれるでしょうが、日本としては優先順位が低いわけです。
 この時点で自由貿易の駆け引きはアメリカの勝利でしょう。ただし、TPPがアメリカの企業や産業にメリットがあるとは限りませんが。

 AIIBはそういう状況を嫌って生まれたものだと思います。イギリスを取り込んだのは中国の戦略的勝利ですが、日本を取り込めなかったのが痛いのではないかと思います。要するに財布がない。
 日本はアメリカにつくことがはっきりした。これは歴史的な事実です。例えば、鳩山由紀夫元首相はアジア主義なので中国につきたかったはずです。

 「一帯一路」が勝つのか「自由と繁栄の弧」が勝つのかは不明ですが、資源のためにも中央アジアと中東が需要になるのは必至だと思います。
 韓国には戦略的勝利を収めようとしている安倍政権ですが、中国は容易な相手ではありません。どうするのか注目していきたいです。

【コラム】朴槿恵、金大中の親日に学べ
朴槿恵外交に噴出する「無能」批判

 安倍首相の外交がいいとは思えませんが、それ以上に朴槿恵大統領の外交がお粗末なので、日韓関係は日本の外交的勝利みたいです。

 まず、韓国の朴槿恵政権は、鳩山由紀夫元首相のように、アメリカと中国ともに対等に付き合おうとしています。それに対して、安倍首相は明確にアメリカ重視です。
 これを前提にすると、アメリカの言い分が分かりやすいと思います。

 TPPに韓国は参加していませんし、AIIBには参加しています。ミサイル防衛に関しても韓国は難色を示しています。要するにアメリカとしては面白くない状態です。
 安倍首相は徹底的に韓国を無視しています。そして、中国とだけ関係を改善しようとしています。韓国は、一緒に走ろうねと言っていた中国に先行された(出し抜かれて日本との関係を改善された)のですから、中国との関係も中途半端になってしまっているわけです。
 韓国は、アメリカから孤立し、中国の顔色を伺っている状態。旧来の事大主義に戻っているのではないかと思えます。

 朴槿恵大統領は慌てて訪米しようとしているものの、すでに日本外交が先行しているのは火を見るより明らかなので、従軍慰安婦問題などを「告げ口外交」して終わるのが関の山だろうと思います。
 人口オーナスやウォン高円安で韓国経済は悪化していくと思われます。特に、人口オーナスで内需が厳しくなります。朴槿恵政権の支持率はきっと下がっていくことでしょう。そうするとますます反日になるのでしょうか?

 しかし、安倍外交に負ける韓国って何だろう? 韓国のマスコミや識者が嘆くのもわかるように思います。

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