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2017年4月14日 (金)

感想:うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 今回より、最初につらつらと書いていた雑感を最後に書くようにします。単純に読みにくいしなあ。でも、綺麗に書こうとすると、なかなか更新できなくなってしまっています。バランスが重要かな?


●感想:うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 鬱症状を経験した人にとってはあるある話だろうと思います。

 私は「うつヌケ」したのかな? そもそも鬱だったのかというのもありますが、うつヌケしたと仮定してつらつら書いてみます。

 まず重要なのが、自分を知ることだろうと思います。
 私の場合は発達障害の症状がわかったのと、アダルトチルドレンではないかということがわかったことですね。結局、精神的な「自立」が重要なようです。そこに気づく必要がある。
 夏目漱石も神経衰弱を経験して、「他人本位」から「自己本位」に切り替える重要性を語っています。

 次に、自分の問題に対処することですね。
 アダルトチルドレンで問題なのは、自分の境界がわからないことだろうと思います。自分と他人を区別できない。それをテーマにしたのがエヴァンゲリオンなのでしょう。エヴァは人類補完計画で境界線を曖昧にするアニメですよね。
 だから、自己を確立するためには、自分と他人を切り分ける必要があります。ここでアドラー心理学の「課題の分離」をすれば良いわけです。「自分の課題」 と 「他人の課題」 を切り分けます。
 しかし、自閉症スペクトラム(アスペ)では、他人の課題をイメージできません。他人の課題をイメージすることが恐らく現在の自分の課題だろうと思います。

 鬱症状は、極端な思考により生み出されます。それを治療する手段として「認知行動療法」と「森田療法」があります。かなり似ていますが、森田療法はより行動に重きを置いているのではないかと思います。
 認知行動療法では「認知の歪み」を知ることが重要です。「全か無か思考(白黒思考)」「一般化のしすぎ」「心のフィルター」「マイナス化思考」「結論への飛躍」「拡大解釈と過小評価」「感情的決め付け」「すべき思考」「レッテル貼り」「個人化」と10種類あるようですが、私は「白黒思考」と「すべき思考」が強かった可能性が高いです。
 ADHDのくせに完璧主義的なところがあるようなんですよね。綺麗にできないからやりたくないみたいな感じ。「すべき思考」は親の影響かもしれない。
 ということで、それを捨てようと思ったのですが、簡単にはいかない。
 認知行動療法はADHDに使用して、おかげで「段取り」なるものの把握はできたのですが、鬱症状の緩和には役立ちませんでした。
 その点、欝の改善には「森田療法」の方が効果がありました。「森田療法」は、執着を捨てて、目先のことを努力せよというわかりやすいメッセージです。目先の課題を解決することに集中したことで、多少鬱状態を緩和できたのではないかと思います。

 うつヌケで印象に残ったのは、「突然リターン」と「うつは心のガンだ」ですね。
 鬱経験者は、恐らく再発を恐れています。だって半端なくきついですもの。「突然リターン」というのは、欝の再発のことですね。これが気温差によるらしい。これは興味深い考察だと思います。確かに体調が悪いときに、精神的に不安定になるんですよね。

 私は鬱は心の癌だと思っていました。そして、同じことを考えている人がいた。それが嬉しいです。
 鬱になると人は絶望することがあります。絶望は「死に至る病」です。行動を起こすと自殺になります。従って、鬱で死ぬことがあるわけです。
 さらに、癌細胞みたいなものが心にあって、鬱になるのだろうと思います。それを取り除くことによって良くなる。しかし、心の癌を取り除くのは難しいわけです。自分で癌細胞を見つけるしかないように思います。


○感想:クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち

 かなり面白い(興味深い)本でした。そして、人手不足の時代にはクラッシャー上司は生きにくくなるのだろうと予想しています。

 恐らくこの本を書いた作者は、高千穂遙さんの「クラッシャージョウ」を下敷きにしているんですよね。それと上司を組み合わせて「クラッシャー上司」。
 クラッシャージョウは残念ながら読んでないし見ていないので、内容はあまりわかっていません。でも、高千穂遙さんはかなり世の中に影響を与えてたんだなと思いました。ビューティペアから発想したダーティペアだけじゃないのね。

 それはともかく、本書には書かれていませんが、クラッシャー上司には2種類あるように私は感じました。「サイコパス」と「アスペルガー」。そうじゃないと部下を潰して誇れるのはおかしいと思います。
 サイコパス上司は部下を潰すことに抵抗がない人。そこに善悪はないでしょう。アスペルガー上司は正義のための犠牲は仕方ないと思っている人。自分の行為を正当化できる人です。

 本書での指摘で最も興味深かったのが、未熟型うつ(新型うつ)とクラッシャー上司が同じということですね。能力があればクラッシャー上司になる。万能感を抱き、他罰的であり、共感性が欠如している。
 根拠のない万能感と共感性の欠如は私も持っているから、よくわかります(笑)。このせいで鬱になったようなものですしね。逆に自覚があるから他罰的にはなれないのかもなあ。
 未熟型うつ(新型うつ)とクラッシャー上司は歪んだ自己愛と承認欲求の強さが原因のようです。こうならないように注意しようと思います。

 人手不足の時代になると、部下を潰す上司なんて会社にとって害悪ですし、恐らく何らかの対応がされるものと思います。対応できない企業はブラック企業のレッテルを貼られることになるのかな?
 頑張りで何とかなる時代は終わったのではないかなあ? それが働き方改革の本質だと思いました。

○感想:上司になってはいけない人たち

 こちらは、逆に上司になる人への本ですね。クラッシャー上司ではない。しかし、困った上司がいるということらしいです。その分インパクトが薄くなっています。
 成果主義の時代になって、部下育成の優先順位が下がって、困った上司が増えたということらしいです。

 日本の成果主義は人件費圧縮のために使われているという指摘があります。パイの奪い合いになっているということですね。そうなると足の引っ張り合いになるため、うまく機能しないようです。

 本書はよく分かる内容ではあるのですが、ぼんやりしている感じがしました。まとまりがないのかなあ?
 「報・連・相」を重視する上司が危険ということ、上司は結果よりもプロセスを管理すべきということ、「部や課に問題がない」という無責任上司は問題があるということ、ぐらいかなあ?
 問題には「回復問題」と「向上問題」があり、向上問題に取り組む必要があるという指摘は新しい視点でしたので、心に留めておきたいです。

 部下の自発的な協力をどのように引き出すか。それを考えるのが上司の務めであり、職場管理の最重要課題なのだということですので、自分もこの方針で協力を引き出し方を考えていこうと思います。

日本人が「残業」から一向に逃れられない理由

 残業の問題って日本の構造問題ですよね。構造改革が必要でしょう。その構造改革が働き方改革と思っていいのかなあ?
 多くの仕事が残業を前提に考えられているでしょ? そして、それをやめたくても各所からそれを求められて逃げられない。

 記事のデータでも正社員の労働時間は改善されていないようです。
 企業は多くの人を雇うよりも残業でカバーする方がメリットが大きいのでしょう。解雇が難しいとか、社会保険料が高いとか、派遣でも人を増やすと固定費が大きくなるとか理由はあると思うんですよね。
 でも、恐らくそれが原因なんですよ。日本は労働者を増やすのが難しい社会構造なのです。

☆雑感

 まだ、「けもフレ」を見終ってないです。その他のアニメも見れてないなあ。休みを利用してのんびり見ようと思います。

 ホークスは和田投手と武田投手が怪我で早速スクランブルです。ひどい状況ですが若い選手が多く見れて楽しいです。今年は牧原選手がもっと活躍すると思っていただけに、出場機会がないのが残念です。
 甲斐捕手と上林選手、石川投手が活躍しているので満足しようかな? もっと若い野手の活躍が必要でしょうね。ホークスは世代交代のタイミングに入ったようです。

 やっぱり雑感は一番下の方が読みやすいかもね。タイトルと内容を1対1にするのが一番いいんだろうなあ。でも、私にそれは難しい。

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