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2018年2月 3日 (土)

感想:サピエンス全史

 『りゅうおうのおしごと』を2回目読み終わりました。2回目読んじゃうライトノベルは久々な気がします。見落としていた伏線を拾って号泣。1番見落としていた伏線は2巻かも。そりゃあ姉弟子から切れられますわ。


●感想:サピエンス全史

 ようやく『サピエンス全史』を読みました。次は『銃・病原菌・鉄』を読みたいと思います。

 本書を読んでこれまでの価値観を揺さぶられることがかなりありました。
 まず、ホモ・サピエンス以外にも人類がいたこと。その人類は滅亡したこと。そして、現在の人類の一部は他の人類との混血であること。特に最後に衝撃を受けました。
 次に、ホモ・サピエンスは他の種を滅ぼしてきたことに衝撃を受けました。ホモ・サピエンスがいつの間にか生物で一番強くなっていたわけです。人は昔から自然を破壊してきた。不都合な真実です。
 他にも、貨幣の幻想について、現代の仮想通貨に通じるなあと思って読んでいました。誰かを信用して貨幣をやり取りしているわけですが、多くの場合は幻想なんですよね。現金を信用できて、仮想通貨を信用できない理由は何かと問われると、発行元の信用となるのでしょう。すなわち、発行元が信用できる大企業ならば価値を持つように考えています。

 1点相容れなかったのは、帝国主義とかグローバリズムのあたりで、国民主義(国民国家)が衰退するという論調ですね。長期的には衰退するかもしれないし、エントロピーの考え方だと境界が溶けていくようにも思います。しかし、個人的には帝国主義と国民国家を行ったり来たりしているように見えています。一つの方向に流れているようには思えないんですよね。わかり易い例で言うと、イギリスのEU離脱やスペインのカタルーニャ独立です。

 新しい視点で考えられたのは、宗教に関することでしょう。自由主義や共産主義などのイデオロギーも宗教と捉えるのは新鮮でした。
 有力な宗教として、多神教や一神教の他に二元論の宗教があったようです。ゾロアスター教って二元論の宗教なのですね。
 二元論の宗教を考えていて、「創造主はひとりの神だが、その創造主は善と悪の二面性を持っている」という考え方はどうだろうと思い至りました。いわゆる、「一神教」と「二元論の宗教」のハイブリッドな考え方。この考え方が自分の中の信じるものになりそうな気がしています(笑)。

 現代の説明となる最後の方はあまり面白く感じませんでした。知識の列挙になっている気がします。あまり整理されていない。幸福についても書いているけど、幸福が何を変えるのかわからない感じがします。
 唯一ひっかかったのは「消費主義」という言葉ですね。一部に国民国家や国民主義を軽視する人がいます。このような人を無政府主義者ということが多いように思うのですが、政治よりも経済を重視しているだけということもあると思うのです。そのときに消費主義者という言葉がぴったりだなあと感じました。

 ひとつ思うのは、本書は現代のビジネスマンにとっては毒かもしれません。あまりにも幻想をぶち壊しすぎていて、明日働く活力を失いかねないなあという不安はあります。


TVアニメ「ISLAND(アイランド)」 「伽藍堂 紗羅」役 キャスト交代のお知らせ

 俳協声優から俳協声優への交代のようです。
 想像するに、村川梨衣さんとそのマネージャーがやらかしたんじゃないかな? クレームが上がって会社間で解決したように思えます。
 セリフを変えるのはさすがにわがまますぎたんじゃね? そんなわがままを言うなら、そもそも引き受けるべきではない仕事だろうと思います。
 結果的に、「ISLAND(アイランド)」は福岡出身声優だらけのアニメになったようです(笑)。個人的には塞翁が馬?

水樹奈々が切り拓いた『紅白』声優枠が消滅した理由――μ’sが2年前に犯した失態

 サイゾーだから眉唾なところはあるけど、「声優は面倒くさい」というのはあるのでしょうね。一般の芸能会とは違う、村社会で生きてきたせいで感覚が異なるのかもしれません。一部の人気声優が増長してしまうこともあるのでしょうね。

将棋 藤井聡太 五段に 中学生で初

 藤井四段が順位戦C1に昇級することが決まり五段になりました。
 C1に昇級できると五段になれるらしいです。現在はC2で順位戦を戦っていますが、全勝なんですよね。恐ろしい中学生です。
 この日の対局も最後の方を見ていましたが、さっぱりわかりませんでした。金銀4~5枚で守られている先手玉を2回も手抜きをして(その結果、金と銀を取られて)、寄せ切るのがすごすぎて意味がわかりません。
 相手の棋士も手抜きするんだと意表を突かれたのだろうと思います。

 藤井五段のおかげで少し角換わりがわかるようになったように思います。角換わりは多分藤井五段の得意な戦型と予想しています。藤井五段の棋譜を見ていると、どうやって相手の角打ちを防ぐのかが何となく掴めた感じがします。
 ひょっとしたらすぐに六段に上がるかもしれないので、五段グッズをほしいなあと思ったり(汗)。
 2月17日の永世七冠との対局が楽しみです。

○あいと天衣

 『りゅうおうのおしごと』の2巻を読み返し、アニメを見て、次第にふたりのあいちゃんのことがわかり始めています。相当に対照的に作られているようですね。

 雛鶴あいちゃんは、八一の竜王戦の相掛かりを見て将棋を始め、攻め将棋で終盤が強い。
 夜叉神天衣ちゃん(天ちゃん)は、幼い頃より八一の棋譜を真似しており、一手損角換わりを指し、受け将棋で序盤構想力がある。
 だから、あいちゃんは飛車で天ちゃんは角なのでしょう。(アニメのオープニングの最後)

 さらに、この2人の棋風から、八一の棋風も読み取れます。この伏線を読み取れなかったんだよなあ。
 2巻で八一が銀子に言ったセリフより、八一の棋風がわかります。
 「受け将棋で、でも玉を固めるんじゃなくて薄い玉形のままバランスを取って粘り強く戦う」──これが、八一の棋風でしょう。そして、先手なら相掛かり、後手なら一手損角換わりが得意。
 さらに、2巻でわかるのは八一の終盤力です。プロとアマチュア名人が気付かなかった詰み筋に小学生が気付いている。

 従って、八一の棋風は明確には書かれていませんが、次のようになると思います。
 ・受け将棋
 ・玉を固めない
 ・終盤に強い
 ・粘り強く戦う
 ・先手なら相掛かり
 ・後手なら一手損角換わり

 終盤力と相掛かりがあいちゃん、受け将棋と一手損角代わりが天ちゃんと弟子に明確に引き継がれているわけです。
 1巻の最初に八一が負け続けていた理由もよくわかりますね。粘り強く戦う棋士が、淡白に戦っていたから。八一本人も2巻でようやく自分自身の棋風に気付けたのかもしれません。

○雑感

 自己肯定感を上げたいなあと思っています。自分に自信を持ちたい。そうしないと苦しいのだろうと思います。
 グレンラガンの「俺が信じるお前を信じろ」から「お前が信じるお前を信じろ」って使えるのかなあ? 「俺が信じるお前を信じろ」は条件付きの自信です。そして、「お前が信じるお前を信じろ」は条件がない自信です。まず条件付きの自信を積み重ねて、最終的に条件のない自信を持つのが良いのかなあと妄想しています。

 過集中のハードランディングは、今回は避けることができたように思います。ソフトランディングだったように思う。でも、その前の不安な状態が1ヶ月近く続いたのが改善すべきポイントかなと思います。
 不安を持たないのは無理なので、軽くしていくのがここ数年の課題だと認識しています。恐らく不安障害なんだろうなあ。

 ホークスの川崎選手の状態が非常に心配です。病気という噂はあるんだけど、何の病気なんだろうと、様々なことを想像してしまいます。元気な川崎選手を見たいものです。

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