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2018年5月21日 (月)

藤井七段

 週末にイベントが目白押しで、さっそくあわあわしています。予定を入れるのがひたすら弱い。弱すぎる。


15歳・藤井七段が誕生 将棋、61年ぶり最年少記録

 藤井六段がついに七段になりました。
 負けるかもしれないなあと思っていましたが、あっさり勝って七段に。やっぱり強すぎません?

 船江六段が先手で、藤井六段が後手でした。
 先手の船江六段の研究手順で手が進みますが、藤井六段の4五角打で恐らく研究から外れたのではないかと思います。通常は5四角らしいんですよね。違いがそこまでわかっていませんが、より攻撃にも守備にも効いているのかもしれません。

 その後、2八銀打などが効果的で、次第に藤井六段が優位を築きます。船江六段も6六香打という反撃を見せますが、最終的に藤井六段が押し切った一局でした。
 感想戦で藤井七段が指摘していましたが、実はまだ難しい手順があったようです。

 最近の藤井七段は、居玉(玉を動かさない)で戦うことが多いように思います。本局も居玉でした。居玉なのに金銀はいつの間にか美濃囲いとなり、その後高美濃囲いに発展していました。この囲いが、玉の逃げ道となって、船江六段が攻めようとしても「玉が広い」と言われる状態になっていたように思います。

 薄い玉形で戦うというのは、『りゅうおうのおしごと』の八一のようですね。八一は先手で相掛かり、後手で一手損角換わりを得意としており、藤井七段とは少々異なりますが。
 ただし、藤井七段も角換わりが得意なので、そこは少しだけ近いのかもしれません。(一手損角換わりと通常の角換わりはかなり違うらしいですが)

 そして、居玉と言えば「藤井システム」でしょう。しかし、藤井七段は振り飛車党ではありません。完全に居飛車党です。ひょっとすると、居飛車の「藤井システム」が誕生するのかもしれません。というか、誕生してほしいなあ。


「藤井聡太」が2手目を変えない戦略と情報選択

 後手番の第1手に必ず飛車先の歩を突いているというのは流石によく調べられているなあと思いました。100%なんですね。
 戦法を限定することで勝率を高めているというのは面白い分析です。

 オールラウンダーの羽生竜王とは真逆ですね。今後もこの戦法を続けるのか注目したいです。

羽生竜王、休憩後に1手も指さず投了 名人戦2勝2敗に

 地元福岡で勝てて良かったですね。佐藤名人。
 横歩取りは佐藤名人の得意戦法なので、それを潰されなくてよかったなあと思います。
 しかし、この名人戦は先手ばかり勝っていますね。このまま先手が勝ち続けると、第七戦までもつれ込むのでしょうか? 楽しみでもあり、後手に勝ってほしかったりもします。

藤井七段、年度内の八段昇段可能性広がる 将棋連盟が昇段規定を一部改訂

 これでわかりやすくなりましたね。
 名人戦と竜王戦以外のタイトルを獲得すると七段ですし、タイトル三期で九段です。しかし、実は八段ではない場合にタイトルを三期獲得しても九段になれないらしいのです。飛び段禁止?
 でも、タイトル二期で八段という規定ができると、タイトル三期獲得で必ず九段になれます。非常にわかりやすい!
 正直なところ、藤井七段以外の騎士の方が恩恵を受けるのではないかと予想しています。

間悠亜君、プロ絶賛の将棋センス

 小学生名人戦を見たら楽しかったです。非常に勉強になりますね。
 間君は詰み筋を読むのも正確で速いですし、玉を引くタイミングとか受け将棋の棋風で面白い存在だなあと思いました。
 今後奨励会に進み、プロまでの長い修行が始まるようですが、無事にプロになれるかな? 小学生名人でもプロになれない人もいるようなので、今後の研鑽が重要なのだろうと思います。

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