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2018年6月

2018年6月18日 (月)

藤井聡太七段、決勝T進出

 大阪で震度6弱らしいですね。地震は怖いよなあ。犠牲者もいるようですし、震度6強ぐらいあっても不思議じゃないなあと思いました。


藤井聡太七段、橋本崇載八段にも連勝!合計4連勝で決勝T進出

 フィッシャールールは見ていて楽しかったです。今回は5分+5秒ルールですが、3分+10秒でも良いかもしれません。切れ負けなので、1手が5秒だと終盤かなりドキドキします。10秒ならばもう少し見やすいかも?
 また、心が折れると負けですね。指せなくなります。強い心がないと勝てないルールのようです。

 将棋を見るだけで疲れる番組でした。対局者はさらに疲れることでしょう。まるで格闘技を見ているようでした。
 また、同一対局者と最大3局対局して、2戦先勝すれば勝ちというルールなので、剣道を見ているようでもありました。
 正直なところ、速すぎて有効打なのかわからない(笑)。解説者がうまく拾わないと視聴者は理解できませんね。
 今回は斎藤七段と藤森五段が解説者でした。かなりわかりやすかったように思います。
 解説者の技量も問われるので、解説者も試されている感じがします。

 そして、藤井七段ですが……強すぎます。
 1回負けるとズルズル行く可能性もあるかと思っていたのですが、あっさり4連勝で決勝トーナメント進出です。4局の中にはかなり危険な状況になっていた対局もありますが、それでも逆転勝利です。

 近藤五段戦の2戦目と橋本八段戦の1戦目が面白かったです。
 近藤五段戦の2戦目は銀不成の王手が印象的でしたし、橋本八段戦の1戦目は穴熊の再生が印象的でした。
 これだけ強ければ藤井七段が優勝しちゃうんじゃないかなあ? 若い方が有利だろうと思われるルールですし。


第2局 豊島将之八段、痛恨の見落とし…羽生善治棋聖が押し切りタイに

 結果を見て驚きました。途中まで豊島八段が優勢だったんですよ。急転直下、羽生棋聖の勝利。
 豊島八段の頓死に近い見落としで羽生棋聖が勝利しました。

 飛車金両取りに釣られたようですが、豊島八段はこういう見落としがあるとタイトルを獲得できないよなあと思いました。豊島ファンはどういう気分なんだろうなあ。

里見女流四冠が勝利、次戦は藤井七段と 第90期棋聖戦1次予選

 こちらは棋聖戦の予選です。里見さん勝利です。やはり強いですね。それでも、四段に上がれなかったという。魔の三段リーグですなあ。
 次戦は藤井七段らしいです。注目したい一戦ですね。

○雑感

 将棋AIを作成しようと思って、コードを書いているわけですが、本に載っているのは一部だけという。その裏に様々なプログラムがあってGitHubから入手可能なわけですが、それをそのまま使うのが気に入らないので、独自で組もうとしています(笑)。
 評価値の学習方法について、まだ悩んでいます。シグモイド関数よりもtanh(双曲線正接)を使いたいなあ。完全な勝ちや負けは判断できるのですが、途中の状態をどうやって判断するのかが難しいですね。
 評価値以外のプログラムを組んで、その間に考えたいなあと思います。

 ワールドカップはほとんど見ていません。今回は予想外の国が優勝しそうです。

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2018年6月13日 (水)

感想:将棋AIで学ぶディープラーニング

 予想通りですが、最近のホークスは弱いですね。しかし、新戦力が出てきているので面白みも多いです。


●感想:将棋AIで学ぶディープラーニング

 大絶賛ディープラーニングを勉強中です。実際に手を動かさないとわからないので、久々にプログラムを組んでいます。
 Chainerなどのライブラリを使用せずに、まずは愚直にプログラムを組んで学習しています。理屈がわかれば理解も早いと思うので。

 そして、ディープラーニングを深く理解するために本書を購入しました。確かに、参考にはなりました。でも、何か違うんだよなあ。

 まず、参考になった点は次の四点です。

 ①畳み込みニューラルネットワークが何となくわかった
 ②持ち駒のデータの持たせ方が何となくわかった
 ③棋譜データの使い方が何となくわかった
 ④USIプロトコルの仕組みが何となくわかった

 ①に関しては、「畳み込みニューラルネットワーク」を理解するのが難しかったので、かなり参考になりました。これだけでこの本を買った価値はあったかな?
 ②に関してはかなり悩んでいたので、なるほどなあと思いました。持ち駒を9☓9の将棋盤で表現できないので、その他のデータとするのか迷っていました。9☓9を使用すれば持ち駒も表現できるのですね。非常に感心しました。しかし、本書の解決策には不満もあります。
 ③と④は、まだかなりわかってないように思います(笑)。ここまで辿り着く前に断念しそうだなあ。

 そして、何か違うと感じているのは次の五点です。

 (1)既存の将棋ソフトとアプローチがだいぶ違う
 (2)計算量が多い割に強いわけではない
 (3)「詰み」で次の手を指せない状態を判定していない
 (4)持ち駒のデータの持たせ方が気に入らない
 (5)勝ち負けの結果だけで学習しているのが気に入らない

 (1)に関しては、本書は完全にディープラーニングの本ですね。そのため、既存の将棋ソフトのアプローチをほとんど無視しています。
 二駒関係とか三駒関係とか駒の価値とか一切無視。この割り切りはすごいですが、あまりに別物過ぎて、既存ソフトとつながらないのが悲しいです。
 (2)に関しては、私のPCが貧弱なのがいけないのです。
 本書ではGPUを使用して解決していますが、私のPCではそれは厳しそう。結果的に、もう少し効率の良い方法を模索するしかなさそうです。
 (3)と(4)に関しては、改善策を思いついたというだけだと思います。
 まず、(3)について。本書では、駒を動かせることが前提なんで記載されています。しかし、「詰み」の状態で駒を動かすと反則です。従って、動かせない。本書のプログラムには、この状態が記載されていません。
 「どの方向から」「どの位置へ」動いたのかだけで、駒の種類を見ずに処理しているのはすごいアイデアだと思いました。
 そして、「詰みの状態」「玉の位置へ」という状態を追加すれば、詰みの状態を判断できるのではないかなあというのが私のアイデアです。
 詰みの状態では適当な座標でも良さそうですが、「玉の位置へ」とした方が的確に判断してくれそうな予感がしています。(気のせいかもしれません)
 (4)に関しては、持ち駒を駒の数だけデータを持たせているのがいまいちな感じがしています。駒の種類でいいのではないかなあ? 駒の数は数字を増やせば表現できるように思いました。
 盤面の歩の状態は9☓9の1枚のデータで持つのに、持ち駒の歩の状態は9☓9の18枚のデータで持つのはどうも解せないなあというのが私の感覚です。持ち駒も9☓9の1枚のデータでよくないかな? データとして1ではなく18を使用したら良いだけじゃね?
 (5)に関しては、本書では「勝ち負け」をもとに学習しようとしているようです。しかし、その同じ局面における「勝ち負け」でしかないと思うんですよね。対局した棋士の棋力も違うし、たまたま負けただけかもしれない。それだけじゃあ強くならないように思います。ただし、AI同士ならば強くなるのかもしれません。
 最近、将棋ソフト関連のサイトを見ているのですが、数手先の評価値を見て、浅い探索と深い探索の差を利用して学習していることが多いようです。その学習方法に、「勝ち負け」の要素を加えたら劇的に強くなったとか。
 「勝ち負け」も重要なパラメーターなんだなあと思いつつも、「勝ち負け」だけで判定することに違和感がありまして。証明するにはより強い将棋ソフトを生み出すしかないのかなあ。難しいもんです。

 参考になったけど、このまま将棋ソフトを開発しようとするのは茨の道だとわかりました。ある程度のところで切り上げるかもしれません。


おじゃる丸声優、番組降板でNHKに涙の訴え「納得のできる説明を」

 この話題はパワハラとセクハラのふたつの問題が絡み合っているのでわかりにくいですね。

 まずは、パワハラ。
 記事にあるように、NHK関連団体プロデューサーから干されたという件です。当時は、急に降板したので驚きました。同時に何か揉め事があったのかと想像していました。そもそも声優活動をしなくなったので、「消えた声優」だと思っていました。
 アニメライターが名誉毀損行為をしていたこともありますし、この問題は何か裏がありそうですね。

 もうひとつがセクハラ。
 小西さんのつぶやきがきっかけで問題となっています。

5月26日の発言

 要するに、大地丙太郎監督が声優と混浴をしていたということのようです。

 2016年にも同様のつぶやきをしていますが、今回ほどの騒ぎにはなっていません。

2016年の発言

 こちらでは水着着用可ということになっています。
 しかし、大地組というスタッフ旅行と明記されていますね。

 アーツビジョンの松田社長の事件があった際に、大地監督が意味深発言をしているんですよね。今回、その発言を探してみたものの見つかりませんでした。
 何かやってたんだろうなとは察しましたが、詳細はわかっていません。

 当時は「大地組」がアニメ雑誌などで評価されていましたが、こういうことがあると意味が変わってしまいますね。
 元少女隊の引田智子さんや安原麗子さんが大地監督のアニメに出演されています。それまで声優経験がなかった方がアニメに出演するのは、きっと裏事情があるのでしょう。正直なところ結構疑っています。(オーディションがあったり、舞台俳優で監督が演技を評価した場合は別のケースだろうと思います)

 大地監督のアニメはかなり好きなので、最近はそういうのがなければいいなあと思います。

第1回AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治

 17日に配信されるようです。かなり楽しみ。フィッシャールールもトーナメント方式も楽しみです。
 参加している棋士も面白いメンバーが揃っています。17日を楽しみにしたいです。

東京と大阪 将棋会館建設準備委が発足

 羽生さんは以前建て替えようとしたときも発起人だったようです。その際は建て替え反対派に敗れてしまったようなので、今回はリベンジなのかもしれません。
 また、藤井七段の活躍もあり、名古屋に将棋会館を建てる動きもあるようです。寄付が求められるようでしたら、私も参加したいかなあ?

女流王位、渡部愛が初タイトル獲得 里見破り

 里見さんの時代が終わったのかなあ? 渡部愛さんが初タイトル獲得です。強い将棋ですね。

伝説となるか?!藤井聡太七段、驚異の飛車捨て
藤井聡太七段は△7七同飛成にいつ気が付いたのか?
藤井聡太七段の名手△7七同飛成を実現させた人間の長所

 プロ棋士が唸る手ってすごいですね。
 漠然としていたAIの弱点がはっきりわかったのではないかと思っています。まだ詰めろの判定が弱く、速度勝負に弱いんじゃないかな?

○雑感

 大絶賛ディープラーニングの勉強中。MPUを使えないので処理が遅くて仕方ないです。そろそろChainerの勉強に移行するかなあ?
 活性化関数と損失関数の意味、および、畳み込みニューラルネットワークの使い方がだいぶわかってきました。勾配は物理の電磁気学などで学習したからまだ理解しやすいですね。
 そして、出力層はクラス分類の方が早く収束する印象です。
 出力層のニューロンが1個の場合と2個の場合は2個の方が良いのかなあと思っていましたが、大して変わらないのかもしれません。このあたりが難しいと「評価値」(出力層のニューロンは1個)を求める際の収束も難しいのかもしれません。大量のデータが必要となる印象です。
 中間層のニューロン数の根拠がわからないので、そのあたりを掴みたいです。増やして減らすのがいいのか、ずっと同じ方が良いのか? ひょっとすると経験と勘の世界なのかもなあ。
 活性化関数でReLU関数が使用されるのは経験則らしいですし。

 ついうっかり藤井七段の四段扇子をポチっちゃったけど、これって転売なのかな? 怖くて確認していません。転売ではないことを祈りたいです。
 六段扇子を買いたかったのですが、すぐに売り切れるんですよね。相変わらずすごい人気です。
 29連勝の一桁連勝時代から追いかけ始めたから、観る将としてはそこそこ古いファンではあると思うんだよなあ。チャンスがあれば買いたいけど、転売ヤーさんからは買いたくないという心境だったりします。

 ワールドカップ直前なのにさっぱり盛り上がりません。
 本田選手は不要でしょうし、川島選手と長谷部選手もあやしいですね。走れない選手はいない方が、攻撃のチャンスは多いように思います。
 南アフリカ大会でベテランを追い落とした本田選手が、追い落とされる立場になるんだなあという感慨深さもあります。「本田△」から「ケイスケ・ホンダ」への変化なんですかね。
 予選で1回勝てば、案外盛り上がるんじゃないかと思っています。その1回が難しいのですが。なぜこの時期に監督を交代するかなあ?

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2018年6月 6日 (水)

藤井聡太七段「強すぎる」衝撃の一手

 ディープラーニングの勉強を続けています。畳み込みニューラルネットワークとは何じゃろ?


藤井聡太七段「強すぎる」衝撃の一手 AIは悪手と評価の読み筋で勝利

 むしろ、先手石田五段の最善手とされていた一手が、終わってみたら悪手だったという衝撃ではないかと思います。
 多くの将棋ソフトが最善手としていた手順が、藤井七段によって否定されました。

 本局は石田五段が先手で、藤井七段が後手でした。

 本局で藤井七段は、夕食休憩を挟んで、1時間を超える長考に沈みます。そして打たれた手が「△7六歩」。金の頭に歩を打つ手でした。
 この長考でその先の展開のかなりの部分を読んだのだと想像します。
 石田五段は歩を取らずに「▲6四歩」と指すのですが、この一手が敗着手だったようです。しかし、対局中はAIが示した最善手でした。つまり、AIの最善手が悪手になったわけです。

 藤井七段はインタビューで、この「▲6四歩」のあとにその後の手順を着想したようなことを言っていますが、長考の時間から考えて「△7六歩」を打つときには想定していたと思われます。

 ▲6四歩のあと、△同銀▲6三歩△同金と進むわけですが、この同金が毒饅頭でした。「▲7二銀」と7二に銀を打つと、飛車と金の両取りとなります。先手は銀を持っていませんが、「▲2二と」で銀を確保できます。その後は、△4八歩成に▲7二銀と進みます。
 「▲7二銀が有効で、△6三同金はないだろう」というのが控室の棋士の見立てだったようです。藤井七段が△6三同金と指したことで、「先手が優勢になった」という声も上がったようです。

 ところが、藤井七段の読みは深かった。
 このとき、藤井七段は次の2点を読み切っていたようなのです。そのための長考だったと考えられます。

①後手玉(藤井七段の玉)は、飛車を渡しても詰まない
②藤井七段が飛車を切れば、その後「詰めろ」を続けられる

 「詰めろ」が続くと、先手は玉を逃がすのに精一杯となり、両取りの金を取れません。
 ▲7二銀のあと、△8六飛(詰めろ)▲8七歩△7六飛(詰めろ)▲7七歩と進みます。そして、伝説の「△7七同飛成」です。この手も当然「詰めろ」なので、先手は▲同金と応じるわけですが、△8五桂から詰めろが続くわけです。
 なぜ、この手(△7七同飛成)を多くの棋士が読めなかったのか? それは、飛車と歩の交換だからでしょう(笑)。飛車はいらないから歩をくれという手なのです。

 「詰めろ」よりも「即詰み」の方が一手早いので、後手玉(藤井七段の玉)に「即詰み」があれば藤井七段の負けとなります。しかし、ここで「①後手玉(藤井七段の玉)は、飛車を渡しても詰まない」が機能します。つまり、「即詰み」はないわけです。藤井七段の「詰めろ」の方が強い。速い。

 「どちらが早く相手玉を詰ませるか?」──これを棋界では「速度」と言っているようです。「速度勝負」などと使われているようです。

 「△7七同飛成」のあと、藤井七段が一方的に「詰めろ」をかけ続けます。「②藤井七段が飛車を切れば、その後「詰めろ」を続けられる」ですね。最後、後手玉(藤井七段の玉)に「詰めろ」がかかってしまいますが、それは読み切り。まるで詰将棋のように、先手玉を「即詰み」に討ち取ってしまったわけです。
 ▲7二銀は、結局金を取れませんでした。両取りの手なのに、一切機能しなかったのです。

 「△7七同飛成」の衝撃が棋界を駆け巡っているようです。多くの棋士が読めなかった手を指した藤井七段。AIの読み筋を超越した藤井七段。本当に勝ち方に華がありますね。


挑戦者の豊島八段、羽生棋聖に先勝 棋聖戦第1局、初タイトルへ好発進

 ついに豊島八段がタイトルを獲得するかもしれません。
 しかし、羽生竜王はこのところ連敗続きです。羽生竜王が弱くなったのは太ったからかもなあと思えてしまいます。太ると脳の機能が落ちるのだろうと予想します。痩せたら強さを取り戻せるのかもしれません。
 羽生竜王と藤井七段のタイトル戦を見たいので、羽生竜王にはあと数年は強くあってほしいものです。

 羽生竜王は現在三割竜王らしいです。現実さんがフィクションに追いついてしまいました。こんなものまで追いつかなくてもよいのでしょうけど。

ひっそり成長「合成声優」ヒカリちゃん(21) 「声優さんの仕事を代替したい」――VoiceText開発者の挑戦

 これだけ機械がしゃべるようになると、「合成声優」が必要になってくるのもわかります。だいぶ自然な発声となっているようで驚きます。サポートセンターが人工知能+合成声優になる時代が、もうすぐやってくるのかもしれません。

○雑感

 冒頭に書いたようにディープラーニングを勉強中です。将棋ソフトを作りたいけど、案を思いつくたびに問題点が浮上して、どうしていいものかなあというところです。AI開発者は天才ですね。
 まずは評価値や評価関数をどのように設計するかなあという検討からですかね。そこでディープラーニングを使ってみたいです。
 そのためにはディープラーニングの仕組みを深く理解する必要がありそうです。まずは、RGBの画像をどうやって学習しているのかというところになるんですよね。二次元配列から三次元配列になるところまではわかりました。将棋でも三次元配列が必要なのかなあと何となく考えています。

 詰将棋の有用性は様々な言及があるようですが、様々な将棋を見ていて、「詰めろ将棋」は有用ではないかと思うようになりました。実戦例から、「詰めろ」の手を見つけていくの。
 速度計算が重要ということは、「詰み」の一手前、その一手前が重要ということなのかなあと思わずに入られません。詰みの一手前が「詰めろ」や「必至」(受けなしの詰めろだったはず)とすると、その練習は有用かなあと想像しています。

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2018年6月 1日 (金)

将棋界・20代の逆襲

 久々に発達障害のプレゼンができて、少し満足しています。多少は調べているんだからね!


●将棋界・20代の逆襲

高見泰地 六段
永瀬拓矢 七段
増田康宏 六段
豊島将之 八段
佐々木勇気 六段

 この企画は非常に興味深いです。人選も個人的にかなり好みです。強い棋士でかつ個性的な棋士が選ばれていると思います。
 同世代に対する感覚、谷川浩司九段の「君たち、悔しくないのか」への感想、コンピュータ将棋への対応、藤井七段の評価など共通の話題に対する複数の棋士の回答がわかるのが非常に面白いです。

□同世代に対する感覚

高見六段層の厚さはこの世代が一番だと思っています。
永瀬七段狭間の世代でいられることは幸運だなと思います。
増田六段佐々木大地君とは本当、奨励会に入った同期なので一番指してますね。
豊島八段年齢が近いと将棋観みたいなのが似ているので、お互い参考にし合ったりだとかはあると思います。
佐々木六段同年代は将棋のタイプがみんな違うところが面白いと思います。

□谷川浩司九段の「君たち、悔しくないのか」への感想

高見六段もうショックでしたね。
永瀬七段団体戦じゃないんで(笑)。チーム戦じゃないんで(笑)。
増田六段別に悔しくないですね。藤井君は優勝にふさわしい実力を持っていると思っていたので。
豊島八段二次予選であっという間に終わったのと、王将戦と順位戦が終盤差し掛かり一杯一杯だったのでほとんど意識していなくて。
佐々木六段悔しい気持ちもありましたが、「もどかしい気持ち」という方が合っているかもしれませんね。

□コンピュータ将棋への対応

高見六段勉強時間を長く掛けるよりも、やはり効率というか、それによって進歩した人がいますし、この先もどんどん増えてくるでしょう。
永瀬七段自分は(将棋ソフトを研究に)取り入れないようにしています。
増田六段使うタイプですね。「elmo」や「技巧」とか。
豊島八段今はもうガッツリ研究に取り入れてますね。
佐々木六段コンピュータには、形勢判断を尋ねます。

□藤井七段の評価

高見六段あれだけ若いと、ちょっと調子に乗っちゃっても無理はないと思うんですが、そうしたところが一切なく、冷静なのが恐ろしいです。
永瀬七段例えば普通の棋士ですと、(攻めと受けの割合で)10を基準とした時に、
6対4ぐらいが自然なんですけど、藤井さんは9対9ぐらいを持ってるんですよ。
増田六段序盤がうまいですよね。
豊島八段やはり終盤ですかね。終盤の強さはやっぱり本人の才能というか。

 注目している棋士の方々なので、どういうタイプなのか背景を知れるのは非常に大きいです。タイトル戦をより楽しく見れそうです。


叡王戦、高見が初タイトル獲得 金井に4連勝

 高見六段が叡王となりました。これで七段ですね。同世代では菅井王位に続くタイトル獲得です。
 4連勝は意外でした。もう少しもつれると思いましたが、金井六段が重圧に押し潰された印象です。時間攻めが有効でした。

藤井聡太七段、早指し棋戦に参加

 チェスにフィッシャールールというルールがあるらしく、それを将棋に持ち込んだ企画のようです。チェスでも強い羽生さんならではの着想かもしれません。
 すでに予選が行われており、対局の模様は6月17日に配信されるようです。
 今回のルールでは、持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなります。従って、ほとんど1手5秒と考えてよいのではないかと思います。さらに、240手で30分なので、1局200手を超えることはほとんどないので、すべての対局が30分以内に終わる計算です。
 このルールでは解説が難しそうです。次の手を予想している間に数手進むのではないかと思います。そのため、生放送は難しいルールでしょう。

 羽生さんは「10代の頃だと、一手10秒とかで対局したり、あるいは5分切れ負けでやったりとか、あるといえばあるんですけど、切れ負けにしてしまうと、単なる時計の叩きあいになってしまうので、将棋の要素を最後まで残しながら早く指して、それがファンのみなさんに楽しんでもらえるようになってくれれば。」と言っています。
 時計の叩きあいにならない適切な時間が5分+5秒なのかもしれません。都合が悪ければ、今後時間は変わるのかもしれませんが、非常に楽しみです。
 ちなみに、チェスクロックはフィッシャールールに対応しているようで、実現しやすかったのだろうと思います。

○雑感

 人工知能のプログラムを組んでみようと思い始めています。まずは画像の識別ですね。その後に将棋ソフトでも作ってみようかな?

 交流戦が始まりました。今年のホークスは弱いのですが、交流戦では勝てています。非常に不思議なのですが、なぜ勝てるのでしょう?

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