« 豊島強いよね? | トップページ | 社会人の抱える問題など »

2018年7月24日 (火)

感想:うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

 細田守監督の『未来のミライ』が酷評されていて、見に行くのがちょっと怖いです。どれだけひどいのだろう?


●感想:うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間

 将棋関連で書籍を探していたときに見つけたのですが、かなり良い本でした。「うつ病とは何か?」を知るのに適した良書だと思います。
 私が経験したのは、うつ病(大うつ病性障害)とは少し違う何かだったのでしょう。恐らく、過集中に伴う虚脱と適応障害だと思います。

 著者の先崎九段は有名な棋士です。米長永世棋聖の内弟子で、同時期の内弟子として林葉さんがいて、かつての天才です。羽生竜王を「羽生」と言えちゃう人です。
 「3月のライオン」を監修している人としても有名です。
 ちなみに、林葉さんは元女流棋士で、若い頃はアイドル棋士で、『しおんの王』の原作者で、一時期ライトノベル作家として活躍した人で、ヌード写真集や中原十六世名人との関係などで話題になったすごい方ですよね。
 このお二方は、『りゅうおうのおしごと!』の八一と銀子の内弟子設定の元ネタでもあります。

 本書を読んでいて感じたのは、先崎九段は文才があるなあということです。文才があったからうつ病になった可能性もあります。
 林葉さんも文才があったはずです。彼女も多才だから人生が狂ったのかもしれません。

 さて、先崎九段はカンニング事件の余波で多忙を極めており、急に将棋を指せなくなったそうです。うつ病は突然起きますね。入院しているので相当ひどい状態だったのでしょう。
 本書ではところどころ先崎九段の「俺は強いんだ」という自負が垣間見れます。
 私は七手詰めの詰将棋で四苦八苦しているのに、先崎九段は七手詰めをすんなり解けなくなったと落ち込んでいますもの。ああすごいすごい。棋士というものは化物ですね。

 藤井聡太ブームをうつ病の中過ごしたというのは残念ですね。将棋の普及に多大な貢献をされた方という認識ですし。
 今年度復帰されて、すでに数局対局されています。本書を読んだせいか応援してしまいますね。


先崎学九段が勝ち進む 叡王戦予選九段戦

 高橋道雄九段に読み抜けがあったようで、大差で先崎九段が勝利しました。先崎九段は復帰後初勝利じゃないかな?
 高橋道雄九段はアニオタ棋士として有名なので、この結果は複雑なものがあります。
 しかし、プロの世界なので、勝った方が強いのだろうと思います。この勝利を糧に、先崎九段には生き残って欲しいものです。次戦は佐藤会長らしいです。これも楽しみ。

○雑感

 将棋AIを作っていて、畳込みニューラルネットワークを七層にして計算しているのですが、時間がかかって仕方ありません(笑)。GPGPUを使いたくなりますね。10,000件の入力データを使用しても収束しないのが問題なのでしょうけど、どうしても時間がかかるのは否めません。
 七層にしたのです、将棋なので9×9なのですよね。九層以上必要なのでは疑惑が浮上しています。どうしようかなあ?
 GPGPUを使いたくても、GPUがインテルみたいです。OpenCLだとどうなるのでしょう? 様々な調査が必要そうです。

 母校が負けて意気消沈です。
 ホークスも最近負け続き。日ハムとの相性が悪いようです。今年は割り切りが必要そうですね。

 最近、ぴよ将棋にボコボコに負けています。さっぱり強くなれないなあ。三手先すら読めないからでしょうね。

|

« 豊島強いよね? | トップページ | 社会人の抱える問題など »

「ゲーム」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 豊島強いよね? | トップページ | 社会人の抱える問題など »