« 感想:ボヘミアン・ラプソディ | トップページ | 感想:アメリカ »

2019年1月 9日 (水)

感想:発達障害グレーゾーン

 新年早々、A型インフルエンザで寝込んでいます。ようやく熱がひいてきて動けるようになったところです。


●感想:発達障害グレーゾーン

 本書では、発達障害関連でお世話になっている方々が関わっています。
 OMgray事務局
  公式サイトURL:https://smart.reservestock.jp/menu/profile/23160
  twitter:@om_gray

 グレーゾーンに焦点を当てた情報が非常に少ないので、本書が最初の一歩となるといいなと思いました。まだ内容が薄い感じもするので、今後しっかり掘り下げられたら、困っている方々にとって恩恵になりそうです。

 また、私も要望していたのですが、重版がかかると同時ぐらいに電子書籍でも売られるようになったようです。早速購入しました。

 感想の前に私の見解を述べます。
 まず、私は「発達障害は、発達凸凹が原因の適応障害である」と考えています。従って、私にとっては、発達障害はすべて適応障害です。当然、発達障害グレーゾーンも適応障害でしょう。
 なぜ発達障害と発達障害グレーゾーンがあるのかというと、発達障害という診断名があるからだと思います。発達障害でも発達障害グレーゾーンでも、困っている人は困っているわけです。
 この混乱は、発達障害がよくわからないものだから生まれていると思います。

 ちなみに、私は次のように発達障害グレーゾーンを定義しています。
 前提として、「普通と違う行動というものがわかる」「おかしな行動がわかる」という点があると思います。グレーゾーンではない完全な発達障害はこれがわかりません。
 そのうえで、2つのタイプのグレーゾーンがあります。
 グレーゾーン①は「どのように行動するのが正解かわからずフリーズしてしまう」です。グレーゾーン②は「正しい行動はわかるものの非常に疲れてしまい、最終的に精神が病む」です。
 発達障害、発達障害グレーゾーン①、発達障害グレーゾーン②と、次第に定型発達者に近づきます。
※Twitterのコメントで、発達障害グレーゾーン①は「ダークグレー」、発達障害グレーゾーン②は「ライトグレー」という指摘がありました。その方がわかりやすそうですね。


 さて、本書の感想に戻ります。

 「大人の発達障害」を大人になるまで見過ごされていた障害と言い切ったり、発達障害はすごい才能の持ち主ではないと誤解を払拭しようとしていたり、二次障害の方が危険だと警鐘を鳴らしているのは、素直に賞賛したいです。発達障害に関する情報が増えすぎており、誤解を生むことが増えているように感じているからです。
 インタビュー形式ですが、仮名ではあるものの「あの人なんだろうなあ」というのがわかりますね。そのうえで非常に赤裸々に語られていることに驚きます。
 その反面、発達障害グレーゾーンとは何かという切り込みは浅いように思います。企画から三ヶ月足らずで本書は発行されたらしいので(著者の姫野さんは過集中持ちだろうなあ)、切込みが浅いのは仕方ないようには感じています。
 その分、発達障害グレーゾーンというものを、客観的に伝えることには成功しているようには感じています。わかりにくい概念なので、このような伝え方の方が現段階では良いのかもしれません。

 LITALICOさんへのインタビューに関しては、発達障害グレーゾーンだけでなく発達障害にも当てはまるので、発達障害グレーゾーンの本としては軸がぶれているように感じました。本書とうまくなじんでいない感じ。しかし、グレーゾーンは就労面で困っている人が多いので、そういう意味では何らかの記載が必要だったのだろうと思います。

 本書で最も評価すべきは、ライフハックを掲載したことでしょう。結局、自分に合った方法で何とかするしかない。本書のライフハックは一例でしかないけど、「生きにくいだろうけど、何らかの方法はあるよ」ということが伝わったら素晴らしいと思います。

 他にも非常に良い指摘がありました。
 西脇先生へのインタビューで、次のようなコメントがあります。
 「自分に期待しない」「他人に期待しない」「自分は努力する」
 恐らく、この3点は発達障害や発達障害グレーゾーンでなくても役立つと思います。そして、私はもうひとつ付け足したいです。
 「我慢しない」
 これはかなり重要だと思います。我慢すると悪化します。

 もうひとつ当事者へのインタビューで重要な発言があったと思います。
 「発達障害は治らない」
 そうなんです。治らないんです。受け入れるしかないんですよね。これがかなりきつい作業だったりします。

 本書を契機に、もっと有益な情報が広まると嬉しいです。できるならば、誤解を生まないような形で、情報が広まるといいなあと思います。


〇私のトリセツ

 発達障害に関する資料を作成したので、その一部を公開します。これが私のライフハックなのかな?

発達障害,ASD,ADHD
ASD,ADHD,特性,原因
ASD,ADHD,仕事
ASD,ADHD,忖度,根回し,管理,計画
ASD,ADHD,段取り
ASD,ADHD,サポート
ASD,ADHD,視覚優位,聴覚優位,視覚過敏,聴覚過敏
発達障害,スケジュール,タスク,課題
ASD,ADHD,人間関係
過集中,メリット,デメリット
発達障害,サポート,改善効果

〇将棋AI

 新しいPCを購入したので、将棋AIを検討し直しています。
 まず、レイヤー数を増やしても問題ないかもしれません。ついでに、Residual Networkを使ってみようと思います。
 次に、SGDではなくMomentumSDGを使ったり、Batch Normalizationを使って、学習効率を上げようかなと思います。
 最後に、書籍に掲載されていた「方策ネットワーク」「価値ネットワーク」という考え方を破棄して、強化学習に移行しようと思います。方策と価値を併せ持った「勝率ネットワーク」になるのかな? 勝てば1で負ければ0として、途中段階が0~1のどこかという学習方法を検討しています。
 強化学習ではDQNが有名で、その中に割引率という係数があるのですが、現状は0.99にしようかなと考えています。1にしようかと思ったのですが、常に目標値より小さくなるわけではないので、目標値を小さくするのが妥当な気がしています。
 割引率があることで最短のルートを探索できるらしいです。手元の参考書では、割引率は0.9が使われるみたいですね。だから、割引率を1とするのはちょっとおかしい気もするんですよね。

〇雑感

 転スラの一番くじを引いたら、A賞とB賞とC賞が当たりました。C賞の残りがほしくて探し回ったところ、秋葉原では見つからなかったのに近所のブックオフにありました。こういう新しいグッズはブックオフの方が良いのね。

 転スラのアニメは、オーク戦が終了してしまいました。オークディザスター前に1話、オークディザスター後に1話と予想していたのですが外れてしまいました。
 そうすると1巻あたり8話予想も外れているのかもしれないなあ。2巻が15話で終わってしまうのかもしれません。16話予想なんだけどどうなるのかな? 原作ベースなら魔王の動きがあるので16話かもしれません。

 インフルエンザでぐったりしています。B型かと予想していたら、A型でした。インフルエンザはぐったりするので、他の風邪とは違うなというのがわかりますね。早く治して戦線復帰したいです。

 巨人のFAはそこまで補強になっていないように思います。第三期原巨人は失敗すると予想していますが、果たしてどうなるでしょうか?

 ホークスは茶谷選手の動向に注目しています。ロッテ入りが決まったと思い込んでいたら、どうやらそうでもないらしいです。今年のホークスは静かなオフですね。2019年のホークスは投手力で勝つと予想しています。新人王も出るかもしれません。

|

« 感想:ボヘミアン・ラプソディ | トップページ | 感想:アメリカ »

「アニメ・コミック」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26230/67573300

この記事へのトラックバック一覧です: 感想:発達障害グレーゾーン:

« 感想:ボヘミアン・ラプソディ | トップページ | 感想:アメリカ »